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Unique Seekers Online   作者: アベル
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初心者用ダンジョン探索 ~油断~

 一週間ぶりです。ダンジョンにエアを連れてったは良いけど、どうやって進めればいいか分からなくなってしまって時間が掛かりました。


 次話の構想はある程考えたので、次はそこまで遅くなら無いと思います。

 またもやワールドアナウンスを流れてしまった事に僕はオロオロしてた。


「また、ワールドアナウンスが流れちゃった‥‥今まで流れたワールドアナウンスは全部が僕だよ‥‥これって僕がワールドアナウンス流してる本人だってバレたらのんびりと楽しめないじゃないか‥‥意地でもバレたくない!頑張って隠そう!」


 ‥‥意気込んでみたはいいけど今の所はサン以外に相談出来ないよなぁ‥‥


 って‥‥あ‥‥僕、ヒルダから色々と隠せる魔道具の眼鏡(見た目はサングラス)を貰ったじゃん‥‥ギルドへ行くからって掛けないままでギルド行っちゃったけど掛けとかなきゃね。よし、心配事は自己解決しちゃったし気にせずにレベル上げと探索を進めようかな~


「ん~今回のレベル上げでレベルっていくつまで上げるべきなのかな?種族レベル10くらいかな?よし、その辺りを目指すか~」


 エントさんの店で購入した弓が進化?しちゃってワールドアナウンス流れたから忘れてたけど弓でゴブリンを倒そうとしてたんだよね‥‥僕。


「さっきのゴブリンはどっか行っちゃったし‥‥また探さなきゃね」


 そんな事を呟いていたら後ろから攻撃を受けてしまった。周りへの注意が疎かになってた。攻撃をしてきたのはゴブリンだった。しかも、棍棒を持っている。更に、攻撃してきたゴブリン以外に3匹もいて、計4体もいることになる。僕は、恐らく棍棒で殴られたんだろう。だけど、一撃で僕を殺せるほどゴブリンの力が強くなかったのが救いだ。だけど状況は最悪だ。とりあえず逃げながらどうするかを考えよう。まず、逃げるためには牽制しなくては‥‥!


「〈ファイアーボール〉!」


 僕が牽制として撃った〈ファイアボール〉はほとんど狙いを付けてなかったにも関わらず、僕に対して棍棒で攻撃してきたゴブリンの顔に命中した。顔に命中して、ダメージを受けたゴブリンはパニックになったらしく無茶苦茶に棍棒を振り回して暴れている。この感じなら距離を取るにはちょうど良い。


 距離を取るのに成功した僕は、弓を使う事を決意した。弓を使った事は一度も無いけどなんとなく使い方が分かる。スキルを持っていれば発動しようとするだけでスキルを使用出来るみたいだ。〈矢作成〉ってスキルを使えって何かが言っている気がするから使ってみる。


「〈矢作成:普通の矢〉!」


 すると、僕の手の中に矢が出てきた。


「うわ、矢が出てきた!」


 矢が出てきた時に少しだけ何かが抜けたように感じがした。確認の為にステータスを確認してみるとMPを少し持って行かれたらしい。〈矢作成〉ってスキルはMPを使用して矢を作り出すスキルだと判明した。まあ、代償無しで使えるスキルだったら強すぎるからね‥‥


「〈シングルアロー〉!」


 矢を番えた僕は〈弓術〉を使用した。


 僕の放った〈弓術〉のスキル?で暴れているゴブリンの右側にいたゴブリンの頭に命中した。そして、そのゴブリンはそのまま倒れて消えた。


「一撃!?このスキルかな?なんかさ、威力高すぎない‥‥?いや、もしかしてこの新しくなった僕の武器であるこの弓が強いのかな?」


 【聖霊弓】なんて、強そうな名前だしね‥‥多分この弓が強すぎるんだね。恐らく、もっと後に入手されるはずだったんだね。強くて困る事は無いけど強すぎても困るね。とりあえず、ダンジョン終わるまでは使っておいて、外に出たら普通の弓買おう‥‥一人で行動する時は、【聖霊弓:ルナ】で、それ以外の時は普通の弓を使おう。


「とりあえず、残りのゴブリンを倒そう!」


 僕は、その後も〈弓術〉のスキル?を使用して残っているゴブリンを暴れていたゴブリンも含めて一掃した。2回ほど外れちゃったけどね。


「ふぅ‥‥なんとかなったね~」 


《種族:エレメンタル Lv.2 → Lv.3》


《〈弓術〉:Lv.1 → Lv.3》


《〈火魔法〉:Lv.2 → Lv.3》


《SPを2獲得しました。ステータスに降ってください》


 お~!ゴブリンを4匹を倒したら色々上がったなぁ‥‥よし、この調子で進みつつレベル上げだ!ステータスの割り振りは後で良いかな?とりあえず進みたいからね。


 そうそう、ヒルダから貰った魔道具の眼鏡を掛けておかなきゃね。そう考えながら、インベントリから眼鏡を出して装着した。


〔【世界を欺く眼鏡】を装備しました。効果を発動するために設定を行ってください。後からの設定の変更はいつでも可能です〕


 ん?設定を行ってくれって‥‥もしかして、この眼鏡を掛けただけじゃ何も効果を発動しないって事?そう思っていたらウィンドウが出てきた。


________________


 設定を始めますか? Yes / No

________________


エア「【聖霊弓:ルナ】が強すぎるよ‥‥僕の魔法の威力もそれなりに強い方だと思ったけどそれ以上だよ‥‥この弓の攻撃力や能力がどんなものか気になるけど少し怖いな‥‥」


作者からのコメント


 チュートリアルを短く纏めるのは諦めました‥‥どうしても、短くならない‥‥なので、チュートリアルのサブタイトルに副題みたいなものを付けてみました。ダンジョンの話にもサブタイトルは付けていくつもりです。長くなる話にはサブタイトルを付けたいと思ってます。前回の話に、少し修正を加えました。【聖霊弓】ルナとなってた所を今回の話に合わせて【聖霊弓:ルナ】にしました。他にも少し修正を加えた所もありますが物語には影響ありません。


 でも、チュートリアルが長いと言われて思う所があったので余裕が出来たら主人公は同じで、別ルートのUSOを書いてみたいと思いました。そっちのほうはチュートリアルもさっくり終わらせられるかな?と考えてます。まあ、まだ当分は先になるはずですが。

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― 新着の感想 ―
[一言] 拝見しました。 レベルアップ表記についてですが、 何レベル上がったかに問わず、 《Lv.1 → Lv.3 に上昇しました》 に統一で良いのではと思っています。 1レベルアップと2レベル以上…
[気になる点] 《種族:エレメンタルが Lv.3 に上昇しました》 《弓術が Lv.1 → Lv.3 に上昇しました》 《火魔法が Lv.2 に上昇しました》 《SPを2獲得しました。ステータスに降っ…
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