アバター作成 ④
今回でやっと5話目です。小説を書くのが楽しくなってきました。とりあえず、毎日更新出来てるのは10話目くらいまでかなって思ってます。その後は1週間以内に何話か投稿出来たらいいなぁと考えてます。どうするかは決めてませんけどね。毎日更新を続けられそうなら続けます。
それでは、5話目をどうぞ。
結局、色々迷ったけどユニーク種族という気になる単語に対して僕の好奇心に抗うことが出来なかった。
ランダムで種族を決定して、その後に種族によって上がりやすいステータスに沿ってステータスの割り振りとスキルを取ることにした。
「アーシェ。僕はランダムで種族を決めることにしたよ」
「そうですか‥‥ランダムで出た種族に不満があってもやり直しは出来ませんがいいのです?」
「うん、それでいいよ。どんな種族になっても後悔はしないよ。多分」
「分かったのです。では、ランダム種族を始めて貰うのです」
「どうすればいいの?」
僕がそう聞くとアーシェはウィンドウの操作を始めた。すると機械音声が聞こえた。
《あなたの種族設定を決定します》
すると、ドラムロールが流れ始めた。ドラムロールが終了するとまた、機械音声が聞こえてきた。
《あなたの種族が決定しました。あなたの種族は‥‥おめでとうございます!ユニーク種族エレメンタルになります》
おお、なんか奇跡的にユニーク種族になったらしい。僕って拓哉みたいに凄く運がいいって訳じゃないのに‥‥まあ、いいや。とりあえず喜んどこ。
「アーシェ。僕、ユニーク種族のエレメンタルっていうのになったみたい。自分でもびっくりしたよ~」
「凄い!私も何人もランダムを選んだ人を見て来ましたけど、ユニーク種族になった人を見るのは初めて!」
アーシェは相当驚いて興奮してるのか、口癖っぽい「~なのです」って付いてないな‥‥まあ、気にしない方がいいかな‥‥
「エレメンタルという種族って見た目はあんまり変化しないんだね」
ほんの少し背が縮んだ気はするけどね。
「そうですね!これで、あなたのアバター作成が完了させられそうなのです!では、この鏡を使ってもう一度アバターを作って欲しいのです!」
あ、口調戻ってる。興奮は収まったみたいだなぁ‥‥
よし、今度こそ鏡を使用してアバター作成を始める。まず、最初に身長を5cmほど伸ばして元の自分と同じくらいの身長にする。次に、髪の色を、アーシェと同じ銀髪にする。そして、短髪にして完了。
次に、目の色をアーシェとは微妙に変えて藍色にする。完全に同じにして、アーシェに気持ち悪く思われたら困るしね。体型はそのままですべて完了だ。
「終わったよ、アーシェ」
「お疲れ様なのです。では、あなたが作ったアバターの姿を反映するのです」
アーシェが鏡の後ろに触れながらそう言った。すると、僕の姿が光に包まれた。光が収まると僕の姿は作ったアバターと同じになっていた。
「おお、こんな感じで変化するのか‥‥」
「おー!格好よく出来てますね!」
「そう?ありがとう」
髪の色を同じにしたけど気にしてないようだ。良かった。
「では、あなたのアバター作成が完了したのです。なので、次はステータスの振り分けとスキル取得なのです!」
「これから、やっと次に行けるのか‥‥結構かかったな」
なんか、体感的に二時間は経過してる気がするけど特に足が疲れるとかはないんだね。
ユニーク種族か‥‥ユニークって付いてるからきっとこの種族は僕しかいないんだろうね。
アーシェもかなり驚いてたから凄く貴重っぽいしね。
好奇心でランダムにしたら当たったけど‥‥まあ、このゲームのタイトルにユニークって付いてるからかなり重要なんだろうね。
真也「かなりの時間アバター作成に時間かけてたな‥‥体感的には2時間くらいだったけど‥‥どうなんだろ?それ以上経ってたりするのかな?まあ、家族が帰ってくるのは遅いし、今日は妹も出かけてて遅いだろうから時間的には余裕ある。だからよっぽどの誤差がない限り大丈夫だよね」
作者コメント
書いてるときには誤字脱字と誤用には気を付けているし、おかしくならないように作っているので大丈夫だとは思います。
ですが、念のために言っておこうと思います。誤字脱字があった際には教えてください。なるべく早く修正します。