自己紹介 ②
40話目に到達しました。最近はコロナが怖いですけど体調には気を付けて更新していきたいと思います。
リーゼさんに衝撃的な事を言われてショックを受けていた僕だけど、何とか切り替えることに成功した。
「次は、俺が自己紹介をしよう!マスター候補・シンよ!」
次に、自己紹介をしてくれる人はリーゼさんの兄妹?らしきエルフだ。マスター候補の部分は聞かなかった事にする。
「えっと、よろしくお願いします?」
「うむ!任された!俺の名前はエインだ!」
「えっと‥‥それだけですか?」
「そんな事は無い!俺は副マスターであるリーゼの兄だ!そして、サンとはベータテスト開始初日に出会ったのだ!」
「そうなんですね~」
「うむ!だから、サンとはよくパーティを組んでいる!」
「サンと付き合うのは大変では無かったですか?」
「ふむ。大変などと気にした事は無かったな!」
この人はサンと雰囲気とかがかなり似てるから気にならなかったのかな?(失礼)
「それは良かったです。サンに僕はよく振り回されてるので心配だったんですよ~」
「うむ!問題無いぞ!」
さっきから思ってたけどかなり大きな声だなぁ‥‥と考えていた僕だったが‥‥
「兄さん?うるさいわよ?いつも言ってるでしょ?もう少し小さい声でしゃべりなさいってね?」
リーゼさんが静かな声でそう言った。
「だが!我が妹リーゼよ!これくらいで話せば相手側に確実に伝わるだろう?」
「伝わるだろうけど迷惑。やめてね?」
「はい。気を付けます」
突然、敬語になった‥‥我が家でもよく見る光景だな‥‥別視点から見たらこんな感じなんだろうなぁ‥‥
「よろしい。今度、私が気が付いたら‥‥」
「う、うむ。しっかりと、気を付けよう」
あ、元のエインさんに戻ってる。立ち直り早いね‥‥
この光景を見てるとやはり、兄は妹に勝てないだね‥‥僕も花音に怒られたらエインさんみたいになってしまうしね‥‥
「エインさん‥‥兄は妹に勝てない存在なのでしょうか‥‥?」
「俺にも分からないが‥‥とりあえず兄が妹に勝ってるという事を聞いた事は1度も無い」
「そうですか‥‥僕にも、妹がいます。僕も怒られると言い返せなくなってしまいます。いつもは優しいんですけどね‥‥」
「ふむ‥‥シン君とは共通点が多くて話しやすそうだ。俺ともこれから仲良くしてくれ」
「はい!こちらこそよろしくお願いしますね?エインさん」
「エインで良い!そして、俺にも敬語はいらん!すでに君と私は友人だからな!」
「分かったよ。エイン。これからも仲良くしてくれ」
エインは何となくサンに雰囲気が似てる気がするからすぐに仲良くなれそうだね。
エア「エインさんも大変だね‥‥僕と同じく妹がいるし、妹に勝てない。凄く、親近感を感じるよ‥‥」
作者からのコメント
私は、一人っ子なので実際の兄弟姉妹がいる家族は分かりません。けど、こんな感じかな~って感じで書いてるのでおかしい所がかなりあるかもですが生暖かく見守ってて下さい。