『アポロン』 後編
38話目です。前回かなり短くてすみません‥‥文字数見たら、800字ちょっとでした‥‥w
今回はいつも通りか少し多いくらいかな?
1人目のメンバーが来たようだ。これから何人来るのかな?とりあえずサンに聞いてみようかな?
「ねぇ、サン」
「何だ?」
「1人目のメンバー?が見えて来たけど‥‥何人来るの?」
「今回は5人だな」
「あと4人来るんだね~」
そんな事を話していると1人目が到着したようだね。
「集合時間より少し早いけど来てくれてありがとうな」
「マスターはいつも集合時間より早く着いてるよねー?」
元気系で少しあほの子って感じ?赤い髪をショートカットにしていて、赤い目をしている。
「そりゃあ、マスターが遅れて来たらなんか偉そうだろ?だから早めに着くようにしてるんだよ」
「そうなんだね~」
「‥‥これ前にも言った気がするんだが?」
「あれ~?そうだっけ~?」
「何回も言ってる気がするが覚えて無いんだな‥‥」
「まあまあ、良いじゃん。それよりさ、マスターの隣にいる銀髪の子はだれ?」
「こいつは全員集まってから紹介するよ」
「そっか~‥‥分かった!」
2人がそんな事を話していると‥‥
「マスター!皆が来たみたいだよ」
「お?来たのか‥‥ってまだかなり小さいじゃないか‥‥しかも本当にあいつらか分からんくらいに小さいぞ?‥‥いつも思うがよく見えるな?どうなってんだ?」
「ふふん。凄いでしょ!」
遠くに人が見える。4人いるようだ。流石にこの距離から男女の判別は出来ないね。あの子が見た限りでは、僕達が待ってる残りのメンバーらしい。
「僕には、何となく人が4人で固まって動いてるようにしか見えない‥‥」
「俺は全く見えてないけどな!」
「こいつは視力が化け物並に凄いんだぜ」
「視力いくつなんだろう‥‥」
「分からん。教えてくれん」
「えー‥‥」
「ねぇねぇ、マスター!その子と何を話してるの~?」
「ん?こいつとお前の視力がどうなってるのかって話してたんだ。教えてくれない?」
「えーやだー!乙女の秘密だよ!」
「そ、そうか‥‥乙女の秘密って発言は始めて聞いたな‥‥」
「そりゃあ、初めて言ったもん」
そんな会話をしているのを聞いていた僕は残りのメンバーらしき、4人組みがかなり近くまで来ているのに気が付いた。男女2人ずつだった。
「なぁ、サン。話が弾んでる所、悪いんだけど‥‥残りの人達が近くまで来てるよ」
「おっと、しっかりと皆も時間通りに来たなー」
「おーい!みんな~!」
女の子が突然叫びだした。すると、相手側も気が付いたようで手を振っている。
「もうすぐ着くな」
「うん、そうみたいだね」
そう話していると到着したようだ。そして、4人組はサンの前に来た。
「マスター。今、着いたぞ」
「うむ。見れば分かる」
「そうか」
えっと、この黒い髪の口数の少ない男性は何と言うか‥‥変わってる‥‥?
「ねぇ、マスター?あなたの隣にいる彼は誰なのかしら?私は初めて見る顔だけど‥‥」
何となく、お嬢様っぽい雰囲気の人だなぁ‥‥緑色の髪を長く伸ばしている。目も髪と同じ緑だし、耳が尖ってる‥‥エルフだよね?エルフはやっぱり美人だね。
「俺も気になるな!新規メンバーか?」
この人は何となく性格がサンに似てるな‥この人は緑色の髪を短くしている。しかも、目の色も緑だ。そして、彼女と同じくエルフだ。もしかして、お嬢様っぽい人とは兄妹とかなのかな?エルフの男性はイケメンすぎる‥‥
「えっと、銀髪の彼はマスターの兄弟かな?ってボクは思ってるんだけど‥‥どう?当たってるかな?」
一人称が僕って女の子では珍しい気がするね~青い髪をツインテールにしていて、紫色の瞳を持っている。かなりの美少女に入るだろうね。
だけど、なんだろう‥‥見た目が子供っぽい‥‥?
「これで、今日来れるメンバーは全員来たな!やっと、紹介を出来るぜ!気になってるだろ?」
「気になる~!」
最初に来た元気そうな女の子がそう言った。
「そうだろ!銀髪のこいつはな!俺のリアルでの親友のシンだ!正式サービスから始めたんだ」
「マスターに親友なんていたのね‥‥」
「おいおい‥‥酷い言われようだな‥‥」
この人達が『アポロン』のメンバー‥‥この中で誰がクランの名付け親である副マスターなのかな?
エア「『アポロン』のメンバーは皆個性的だね‥‥結構楽しい人達だね」
作者からのコメント
長さがバラバラですみません‥‥短すぎる事の無いように気を付けても短くい時はたまにありますが見守っててください!