合流
28話目にして、ついにサンと合流させることが出来ました。それと、またまた0時を過ぎてしまった‥‥そろそろ予約投稿とかをするのも考えるべきかな？
サンを探そうかな？とは言ったけど‥‥何処を探せば良いのか分からないな～とりあえず、ギルドから出よう。出たつもりになってたけどギルドから出てなかった。とりあえず外に出よう。
外に出て少し歩いていると恐らくプレイヤーだと思われる男性が会話しているのが聞こえてきた。
「なぁ、時計台の近くでずっと人を探しているオレンジの髪をした人を見かけたんだけどさ。あれ誰？あの人の周辺がざわついてたから気になったんだ」
「ん？お前は正式サービスだったな。なら知らないのは仕方ないか。あいつはベータの時に『アポロン』ってクランのクランマスターをやってたサンって奴だよ。あいつプレイヤーとしてかなり強いのに運が悪いんだよ」
「運が悪い？」
「あぁ、あいつはPvPトーナメントの1回戦でレイってプレイヤーと当たって負けてるんだよ。レイとさえ当たらなければ優勝したかも知れないのに‥‥」
「え？単純にレイってプレイヤーがサンってのより強かっただけじゃないの？」
「いや、確かにレイは強いんだがレイの戦い方はサンを倒すためだけに調整してるんじゃないか思ってしまうくらいサンと相性が悪かった。レイはサンを倒した後の2回戦で負けてる」
「それは確かに運が悪いとしか言えないな」
「あと、結構抜けてる所があるから、恐らく誰かと待ち合わせしてるけど待ち合わせ場所を相手に伝え忘れてたとかじゃないかな？」
僕は聞きたかったサンの情報が偶然聞けたのでさっそくその情報を元にサンの場所へ向かう事にした。
この場所からでも見える大きな時計台に向かって僕は進んだ。
あれ？そういえば時計台の下って基本的には初ログインの人があの下だった気がする。時計台の下で待ってるから待ち合わせ場所言わなかったのかな？それでも、時計台の下にいるって伝えてくれないと分からないじゃん‥‥名前しか知らないんだから。
僕が考えながら歩いている内に時計台の下に到着した。
「えっと、サンの周辺に人が集まってるとか言ってたな‥‥ん～あれかな？」
オレンジの髪をした男が辺りを見渡してる。あれがサンかな？僕はサンの周辺に集まっている人の間を通ってサンの所に向かった。そして、僕は声を掛けた。
「えっと、君がサンでいいのかな？」
「ん？お前は誰？俺は友達を待ってる。話は後にしてくれ」
声を掛けたのが友達の真也だって気が付いてないのかな？珍しく気が付かなかったので少し驚きながらも僕は小さな声で言った。
「拓哉くん？その言い方はダメなんじゃないかな？夏休みの宿題を僕が終わっても見せないよ？」
「げっ！それは勘弁してくれ‥‥ってお前が真也か！？」
「いつもならカンだ！とか言って髪型変えたりしても気が付くのに珍しいね」
「すまん。謝るから宿題見せてくれないのはやめて下さい。お願いします！真也がなかなか来ないから少し苛ついてたんだ‥‥」
「まあ、待たせちゃった僕も悪いとは思う。だから、今回はどっちも悪いって事で良いね？」
「あ、あぁ。それでいいぞ」
「よし」
「でも、良かったよ。真也が来てくれないかも知れないと思ってたんだ」
「それはないよ。ギアを貰っちゃったからね。それより場所移動しよう。ここは人が多すぎる。聞いて欲しい事もあるしね」
「そうだな。そうしよう」
その後、サンは大声を出した。「探していた友達は見つかった！だから、道を開けてくれ！」
すると、集まっていた人達が道を開けてくれた。
そして、僕達は小声で会話を始めた。
「そこまでしなくても‥‥」
「まあ、良いじゃないか。道を開けてくれたんだから。それよりも、だ。真也。お前のプレイヤー名を教えてくれ」
「うん、そうだね。教えるよ。でも、あまりこの名前は使わないかな？」
「何でだ？」
「人がもっと少ない所に着いたら理由を教えるね。それで、僕の名前だけどエアって名前にしたよ」
「何でエア？空気？」
「違うけど‥‥とりあえず、この名前にした理由も後で教えるよ」
近くに人が沢山いるので小声で会話をしながら僕達は歩き出した。
サン「やっと、真也と合流出来た‥‥チュートリアルやってたにしても遅すぎだけど、説明は後でしてくれるらしいしそれを待つか」
エアのレベルアップ後のステータス貼って置きます。
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名前 エア
種族 エレメンタル Lv.2
職業 見習い精霊術士 Lv.1/見習い薬士 Lv.1
HP 250 → 260
MP 1440 → 1470
str 10
vit 10
int 44 → 47
dex 33 → 36
agl 10 → 13
SP 2
【種族スキル】
〈全属性適正〉〈精霊術〉
【ユニークスキル】
〈精霊契約〉
【戦闘スキル】
〈弓術 Lv.1〉〈火魔法 Lv.1〉
〈水魔法Lv.1〉〈土魔法 Lv.1〉
〈風魔法 Lv.1〉〈光魔法 Lv.2〉
〈闇魔法 Lv.1〉
【補助スキル】
〈知力上昇 Lv.1〉〈器用上昇Lv.1〉
〈魔力操作 LV.1〉
【生産スキル】
〈調薬 Lv.1〉
【称号】
〈妖精の友〉〈精霊の系譜〉〈魔の探求者〉
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作者からのコメント
今回、一番時間かかったのはサンとどのように合流させるかを考えた所が時間かかりました。
ステータスを今回からは表示を変えます。前回、エアのステータス出した時はどのようにステータスが上がるかを示すために計算式まで出しただけです。今回からは計算式を出さずにステータスがどの様に変化したかだけを出します。
上がり方が変わったときはまた、計算式を出すと思います。
あと、前回も言いましたが掲示板回を執筆するために一日休みを貰います。更新再開は23日からです。
