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Unique Seekers Online   作者: アベル
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ダンジョン攻略イベント③

 少し遅れましたが更新しました。

幻ゴブリンを出してるモンスターを探す事になったけど‥‥どうやって見つけるかが全く思い付かない‥‥


「さて、どうしようかな‥‥」


 MPとかはこの後何があるか分からないから温存しなきゃだから魔法で大きな音を出して驚かすとかは無理だ。


「まずは‥‥まっすぐ走ってみて違和感を探してみようかな。違和感がどこかにあるとは思うんだけどね‥‥」


 僕は走り出した。幻ゴブリンは幻なだけあって実体が存在しないのか当たるだけで消えていくから障害にはならないな~なんて考えてる時にふと思った。


「あれ?この幻ゴブリンって当たるだけで消えるってことはサンは戦う必要無いのでは‥‥?というか無視出来るよね?」


 なんか、サンに騙された気もするけど倒して消していく必要はあるのかな?当たれば消えるのにね。気が付いてないだけかな‥‥?


「まあ、後でサンは本当に戦ってたのかを聞いてみれば良いか。サンは案外噓が下手だから分かりやすいと思うしね」


 さて、まっすぐ走ってみたけど何にも分かんないや。違和感とか見付かんないしなぁ‥‥うん、この方法では無理だったね。


「次に思い付くのは壁に手を付けながら移動しておかしな所が無いかを見つけるとか?見えない通路とか出てくるかもだしね」


 早速、僕は右側の壁に触りながら移動を開始する。少しの間だけ壁に触りながら移動して見たけど反応無し。逆の壁に同じように手を付けながら移動する。


「あー‥‥こんな簡単な方法で見付かる筈無いよねぇ‥‥あんまり長くやってないしね。この程度で見付かったら苦労は無いよねぇ‥‥あれ?急に壁が無くなって‥‥体制が‥‥」


 愚痴を1人で呟いてたら唐突に壁が無くなってしまったので僕は倒れてしまった。倒れた方を見たら壁が見える。すり抜けた‥‥?


「ギッ!ドヤッテココガワカッタ!ニンゲン。ワタシハゲンジュツデアシドメシテタトイウノ二」


 聞き取りにくい声が聞こえたと思ったらいかにも魔法使いですって感じのゴブリンがいたよ‥‥杖持ってるし何かのローブ羽織ってるし。


「え?教えないよ?」


「マア、ヨイ。バレテシマッタナラゲンジュツヲイジスルヒツヨウモナイ!シネ!ニンゲン!〈フレイムショット〉〈フレイムレイン〉」


 あ!流石にヤバい!立ち上がれて無いから避けきれない‥‥威力が高そうな魔法だし危ないかも‥‥


「あれ?僕に当たったよね‥‥?」


 直撃を喰らったのに予想以上にダメージが無かったので驚きながらも立ち上がる。


「ム?ナゼ、タチアガレル。アノマホウヲクラッテタチアガレルトイウノカ‥‥」


「え?だってあんまりダメージ無いからね。君、幻術出しすぎて魔力が少ないんじゃない?」


「ナンダト!〈フレイムランス〉」


 ん~‥‥ゴブリンだからintが高くないのかな?僕は敵の放ってきた魔法をよけて攻撃をする。


「とりあえず‥‥倒れて?〈作成:闇矢〉〈作成:火矢〉〈作成:風爆矢〉〈トライアロー〉!」


 僕は火と闇のアロー系をそのまま矢にしてからウィンドエクスプロージョンを矢にしてそれをアーツで放った。魔法使い?ゴブリンは火で燃やされ闇に侵食され風の爆発で火がさらに大きく燃え上がる。うわぁ‥‥威力たかぁ‥‥自分でやっててあれだけど引くね。うん。


「マサカ、ゴブリンのエリートトナッタワタシガマケルトハ‥‥モウシワケゴザイマセン‥‥」


 エリートらしかったゴブリンは倒れた。


「あ、倒れた‥‥見つけちゃったら敵はそこまで強くなかったね」


 エリート?ゴブリンが倒れて消滅した時、ダンジョン内にアナウンスが響いた。


≪ゴブリンエリート・イリュージョナ-の討伐が確認されました。次の階層に転送します≫


 え?なにそれ?と思った瞬間には場所が変わっていた。見渡す限りの荒野だった。僕がビックリしているとサンの声が横から聞こえた。


「エア!やったな!幻術を使ってた奴を見つけて倒したんだな」


「うん、だけど倒したと思ったら景色が変わって荒野にいたんだけど‥‥」


「それな。驚いたよなぁ‥‥俺さ、急に幻ゴブリンが出てこなくなったな~エアが発生源を見つけてくれたんだなと思って休んでたら急にアナウンスが流れて気が付いたらここにいた。そして、横にお前が居たから声をかけた感じだな」


「とりあえず、ここがこのダンジョンの2層目って事だよね。荒野だけど」


「そうだと思うぜ?荒野だけど」


 2階層に着いたのは良いけど‥‥この荒野の中からイベントボス?を見つけなきゃダメって事だよね‥‥きつくない? 

サン「ついさっきまでダンジョンらしいダンジョンだったのに次の階層は荒野とかマジかよ。正式版のダンジョン面白すぎてめっちゃワクワクするぜ!」


作者からのコメント


 感想にてサンの頼み:相談編③にてサンが他の人がいる時にエアと呼んでしまってるのはおかしいと指摘があったので少し変えつつ修正しました。後の話などでエアと呼んでしまってる部分を修正したりしました。


 ついでにヒルダが友愛の指輪の説明をしている部分を少し変更したり友愛の指輪に付与されてるスキルの〈偽装〉に混ざってるスキルを1つ追加しました。他にも修正した部分は少しあったりしますがとりあえず物語がおかしくなるとかはない筈です。あったら教えてください。

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