ダンジョン攻略イベント ②
更新しました。前回に比べて短めですが‥‥
サンが家に明日来るというのは頭のすみにでも置いておこう。とりあえず、イベントに集中だね。
「ねぇ、サン。モンスターを倒しても経験値が入らない状況って何か考えられる?」
「流石にすぐには思い付かねぇ、よっと!〈ワイドスラッシュ〉」
サンと僕は会話しながらも襲ってくるゴブリンを倒していた。
「なんか、今回のこのイベントってさ攻略だけじゃなくて謎解き要素も入ってるねぇ‥‥〈トライアロー〉」
「謎解き系は得意じゃねぇんだよなぁ‥‥俺。なんか好きになれない」
「それってさ得意じゃないというより完全に嫌ってるよね?」
「そうとも言える、な!」
最初の方はアーツを使っていたサンも慣れてきた?のかアーツ無しでゴブリンを倒していた。
「うわぁ‥‥アーツ無しで倒しはじめてる‥‥」
「アーツ使うとオーバーキルなんだよ。剣を振るだけで倒せるくらい弱いんだよ‥‥辛くなってきた‥‥」
「頑張ろう?目指せトップなんでしょ?」
「まあな~よし、やる気を出して進んでいこうぜ!」
サンがやる気を出してくれたのは良いけど‥‥いつまでたっても階段見つからから僕も面倒になってきたなぁ‥‥ゴブリンも偽物っぽいし‥‥ん?偽物‥‥?え?もしかして‥‥
「サン!気になる事が出てきた!一度攻撃やめて!」
「攻撃やめたらドンドン集まってやられちまうだろ!どうしてそんな事を言うんだ!?」
「このゴブリンが偽物の可能性出てきた!攻撃受けてもダメージ受けないかもって思ったんだ!」
「なるほど‥‥半信半疑だが了解したぜ。俺が攻撃を受けてみる。もしダメージがあってもすぐには倒されねぇからよ!」
「うん。分かった。お願いしてもいい?」
「おう!頼まれたぜ」
僕の頼みを聞いてサンは剣をおろしゴブリンの攻撃を食らうように誘導した。そして、ゴブリンが無抵抗ねサンに攻撃をはじめた。結果は‥‥
「サン!大丈夫?すごく攻撃されてるけど‥‥」
「エア!サンキュー!こいつらからダメージは全く無い!なんつーか幻っぼい?」
「なるほど‥‥てことはこの幻を見せてる奴がどっかにいるって事だね。次の階への階段が見つかんないのもそいつが幻覚で見えなくしてるのかも!」
「了解した。なら、簡単だ。俺がガンガンこの幻ゴブリンを倒して消していくからその間にエアはこれを作り出してる奴を見つけて倒してくれ!」
「うん、やれるだけやってみるよ」
「なるべく早く終わらせてくれよ!俺だってスタミナが無限にある訳じゃねぇからな!」
「分かった!」
僕とサンは役割分担をしてこの階層の突破を目指す事に。ゴブリンの幻を作り出すモンスターって事は同じゴブリンが作り出してる可能性が高いかも‥‥
サン「謎解きとかの頭使う系統は得意な人に任せるのが早く終わらせるコツだな。まさしく人任せだ」
作者からのコメント
今回、中途半端な感じで終わらせてしまいましたが、後で少し追加するかも。そのまま次の話になるかもですが。




