戦闘訓練 中編
更新しました。ついに今年も最後ですね~今年もあんまり更新してなかった気がするけど‥‥まあ、来年もよろしくお願いします。
さて、と。最初はどんな感じになるかを確認しなきゃね‥‥とりあえずスライムかな?
フォン
「うわ、本当にスライム出てきた‥‥」
スライムはその場に佇んでいる。
「武器を構えなかったらずっとそのままなのも言われた通りだね~うん。凄いね」
戦闘訓練なので動かなきゃ意味がないので僕は武器を構える。スライムが動き出して攻撃してきたが予想以上に早かった。
「早いけど避けられない程じゃないなぁ‥‥」
避け続けていても意味がないので僕は攻撃に移る。
「〈装填:火〉〈装填:闇〉〈ダブルアロー〉」
とりあえず、矢に属性を付けて攻撃をする。前は一つの矢に複数属性を付けてみたが火力がおかしかったので2本の矢に別の属性を付けてみた。さらに弓のアーツを使用して放った矢はスライムに綺麗にあたりスライムをポリゴンにした。
「あー‥‥瞬殺‥‥やっぱりスライムかぁ‥‥スライムは弱すぎたね‥‥」
スライムが弱すぎたので敵を一気に強くする事に。1人で戦って強かったのは‥‥アークブラウか‥‥あいつ今のレベルでも勝てる気がしないからね‥‥
「うわぁ‥‥アークブラウ出てきたよ‥‥本物では無いのは分かってるけどかなり怖いね」
そう言いながら僕は武器を再度構える。そして、何が起こったか分からずにやられた。
「???」
何が起こったの?武器を構えて攻撃しようとしたらアークブラウが動いたって事しか分からなかったんですけど‥‥と、とりあえず今度は攻撃を加えなきゃ!
「よし、やるぞ~」
◇◇◇◇
その後、10回ほど挑戦してやられ続けてようやく何をされたかが分かった。アークブラウの幻影はただ単に高速で動いてから一瞬の内に爪で僕を切り裂いていた。
「うん、無理だ。僕のスペックが低すぎるというよりアークブラウが強すぎるって事だね。あの時に戦えてたのはあいつが僕で遊んでたか何らの原因で弱体化してたからって感じだね。実際はあれくらい強いって事かぁ‥‥一体レベルがいくつくらいになればある程度戦いになるのか分からない‥‥」
アークブラウは諦める。普通に無理だよ。戦闘訓練じゃなくて蹂躙になってたよねぇ‥‥
「よし、切り替えて次!」
僕は訓練になりそうな敵を考えてみる。あの悪魔さんと戦った敵は普通に無理だし、サン達と戦った魔族も1人だときついし‥‥
「うーん‥‥悩んでる間に時間になっちゃう‥‥」
訓練所の性能が良くても戦う敵を思い付かないんじゃ意味が無いね‥‥サンなら効率良く使えるのかなぁ‥‥ん?あ。人も呼び出せるんだったよね?だったらサンを呼び出そう。強いと思うけどプレイヤーだから理不尽な強さはしてない筈‥‥よし。いでよサン!
「‥‥あ、本当に出てきた。プレイヤーは呼び出せないとかそんな感じになる気がしてたんだけど。まあ、いっか。とりあえず、戦おう」
僕vsサンが開始した。まあ、サンは偽物だけどね。
エア「サンってどんな戦闘をするんだろう‥‥盾とか持たないで剣一本だった気がする。あんまりサンの戦闘見てないから分かんないや」
作者からのコメント
エアの持ってるスキルである〈精霊弓術〉をユニークスキルに変更しました。色々と考えたんですが〈装填:◯◯〉〈作成:◯◯〉は同じスキルにした方が良いと考え、かなり強力って事でユニークスキルにするのが一番かな?と考えました。ちなみに、その後の話にエアからのスキル説明を軽く追加しました。ついでに〈生成〉→〈作成〉に変更しました。