武器職人エントの作れる物とスキル
遅くなりましたが更新しました。次こそは早く更新するつもりなので待っててください。
エントさんの店に入るなり、エントさんは僕に言った。
「ここで買ったお前の弓を見せてくれ。あの古ぼけた弓がどうなったか知りたい。壊れてるなら修理出来るしな」
弓を修理できる発言ではさっきも聞いたけど、エントさんは何を作ってる人なんだろ‥‥鍛冶屋かな?とか思ったけど違いそう‥‥
「エントさんは何を作ってる人なんですか?」
「あ?知らなかったのかよ‥‥リードの奴それも教えてねぇのか‥‥まあ、いい。私は武器職人だ。武器なら何でも作る事が出来る」
「え?凄い‥‥」
「剣だろうが弓だろうが知ってる武器なら何でも作れるぜ」
「うわぁ‥‥」
「てことは‥‥エントさん!蛇腹剣とかって作れるか!?」
サンが口を挟んだ。
「作れるが使う奴いるのか?それともお前が使うのか?」
「いや、気になっただけ。蛇腹剣とかロマンがあるじゃんか!」
「まあ、分からなくはねぇが‥‥あれを使いこなすためには〈剣技〉と〈鞭〉を極めてから出てくる〈蛇腹剣〉を習得しなきゃならないからな。きついぜ?」
「おっと‥‥ここでスキルの情報が手に入るとは思わなかったけど〈剣技〉は〈剣術〉の上位スキル?」
「そうだぞ?知らねぇのか」
「俺、〈剣術〉が最大になってもスキルが進化しないからいのかなって思ってたが‥‥〈剣技〉の情報を持ってなかったから進化しなかったのか‥‥〈剣技〉にsp8で進化出来るようになった‥‥!」
「良かったね。サン」
「おう」
「ん?スキルの情報はある程度は各ギルドの資料室にあるから調べれば苦労はしないはずだが‥‥あぁ、そういやここには探求者ギルドしか無かったな‥‥ま、多少はスキル情報はあるから資料室行ってみな」
そういえば、資料室でスキル情報の本を読んだけど上位スキルが乗ってるのは見てないなぁ‥‥
「そんなのがあったのか‥‥」
「うん、探求者ギルドに探求者必見とか書いてある本を読んだけど上位スキルは書いてなかったよ」
「あるの知ってたのか‥‥」
「まあね」
「ま、今度気が向いたら資料室っての見てみるわ」
これ、絶対に資料室は行かないね。忘れるか覚えてたとしてもめんどくさがって行かないよね‥‥だけどここは‥‥
「うん、そうしてみた方がいいね」
行く可能性も0じゃないからそういうしかない。
僕らの会話が一旦止まったタイミングでエントさんは僕に声を掛けてきた
「シン、話は終わったな?よし、弓を見せろ」
「えっと‥‥分かりました」
とりあえず、僕はエントさんに弓を見せる事にした。武器の性能分かるかも知れないしね
サン「蛇腹剣を作れるとかマジか‥‥半分冗談で言ったのに‥‥しかもスキルもあるんか‥‥」
作者からのコメント
最近暑くてきついです‥‥暑さに弱い作者です‥‥




