ギルドへの報告 前編
お久しぶりです。前回の投稿から2ヶ月も経ってしまいましたが更新を頑張って再開していきます。休みすぎたので更新頻度高めでいくつもりです!
街に戻った僕達はダンジョン発見の報告をする為に探求者ギルドへ向かった。
「サン」
「どうした?エア」
「報告よろしく。任せた」
「おい、勝手に任せんなよ‥‥2人で一緒に報告すれば良いんじゃねーか?」
「まあ、そうなんだけどねぇ‥‥なんとなく拒否感が‥‥」
「おい!」
「ま、まあ?ダンジョンでは頑張るからさ?ね?お願い」
「はぁ‥‥しゃーねぇなぁ‥‥今回はやってやるよ。だが!ダンジョン攻略するとかした場合の報告はお前がやれよな?」
まあ、そうなるよねぇ‥‥うん。
「う‥‥了解。ガンバリマス」
「よし!交渉成立!んじゃ、行ってくるわ」
サンは報告に行ってから数分してから戻ってきた。
「お帰り~どうだった?」
「友人と東門から出た先にある森を探索していたらダンジョンを発見した。しかも、魔物がダンジョンから外に出てきてるって伝えたら受付のお姉さんが焦ってギルマスに伝えに向かった」
サンから報告を聞いて思ったのはダンジョンがヤバいって話よりも正門の反対にある門は東門だったんだな~などと本当にどうでも良い感想を抱いていた。
「なるほど。よく分からないけど、とりあえずダンジョンの外に魔物が出てくるのは危険って事でいいのかな?」
「その認識で問題ない。ラノベとかに出てくる言葉で言うとこの現象はスタンダードとか氾濫とか言われてるんだよ。まあ、この世界で何て言うのかは知らんけどな」
「そっかー‥‥」
サンからの報告を聞いていると、サンにギルド員が声を掛けてきた。
「サン様とそのご友人のシン様ですね?当ギルドのマスターが詳しい話を聞きたいからお連れするようにとの事です」
「了解っす」
「は、はい」
ギルド員に連れられて僕達はギルドマスターの部屋に案内された。
「ギルマス、お連れしました」
「分かった。入ってきて貰える?」
女性とも男性ともとれる中性的な声だった。
「ギルマスの許可が出たので、どうぞお入りください」
「お邪魔しまーす」
「失礼します‥‥」
「ご苦労様。業務に戻ってくれるかな?」
「了解しました。では」
ギルド員さんが部屋を出た。
「どうぞ、そこのソファに座ってくれる?」
「「はい」」
「君たちがダンジョンの発見と暴走現象の発生を報告してくれたんだね?」
「はい、俺が報告しました」
「君は‥‥サン君だったね?」
「はい」
「詳しい話を聞こうじゃないか。ああ、話が得意ではないのかもしれないが君からも少し話を聞きたいね」
僕にも話が聞きたいのか‥‥1人からより2人から聞いた方がより細かい情報が手に入るから‥‥とかかな?
「わ、分かりました。ガンバリマス」
「緊張しなくても大丈夫だよ。探求者には話が下手な人も沢山いるからちょっと下手でも問題無いよ」
「それが良い事なのかは微妙ですが、ありがとうございます」
そして、僕達はギルドマスターに発見した状況の報告を始めるのだった。
エア「ギルドマスターさんは凄く綺麗な人だなぁ‥‥けど、近くで見ても男性か女性か分からないなぁ‥‥ゲームの世界だし中性とか無性とかもあり得るのかな?」
作者からのコメント
作者は気温が高いのは苦手できついですが、更新頑張っていきます!
P.S サボり過ぎには気を付けないと‥‥!