表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Unique Seekers Online   作者: アベル
205/232

新技

 更新しました。

「絶対にお断りだよ?」


「え?なんで?」


「いや、色々考察出したのは僕だけどさ?やる気は全く無いよ?」


「え~‥‥ケチ!良いじゃんかさ~エリアボス戦おうぜ~」


「い・や・で・す」


「なんでそんなに嫌なんだよ~こういうゲームの一番の楽しみはエリアボスとか強敵を倒す事だろ!」


「いや、それには興味ないよ」


「むぅ‥‥」


「むくれてもダメ」


「はぁ‥‥こういう時のお前は頑固というかなんというか‥‥仕方ないエリアボスの検証はノーティアの奴とやるかぁ‥‥」


「そうしてくれると嬉しいな」


「了解‥‥」


 案外簡単に諦めた?いや、こういう時のサンはエリアボスの場所を僕が知らないのを良いことにどさくさに紛れてボスの所に連れて行くと思う。だから先手を打たなきゃね!


「サン、一応聞くけどこっそりとボスの所に僕を誘導しようとはしないよね?」


「‥‥ソンナコトカンガエナカッタヨ~?オレ、ソンナコトシナイ」


「うんうん、そうだよね?」


「ウン」


「ねえ、サン聞いても良いかな?」


「な、何を?」


「フレンド登録の解消のやり方って知ってるかな?僕知らないんだよね~」


「きゅ、急にどうしたんだ?一応知ってるけ‥‥ど‥‥?まさか‥‥」


「さあ、どうだろうね?」


 僕は今、かなり悪そうな顔をしてるんじゃないかな?と思う。


「くっ‥‥流石にエアにフレンド解消されたら当分立ち直れない‥‥こっそりエリアボス作戦失敗だ‥‥」


 まあ、フレンド解消の仕方を教わったとしても別にサンを解消する気は全く無いけどね。そして、やっぱりやろうとしてたんだね‥‥


「ま、とりあえず僕が適当に歩くからそれに着いてきてくれるかな?もしも、それでエリアボスに行きそうだったら止めてくれるね?」


「はい」


「じゃ、レッツゴー!」


「おー‥‥」


 サンのテンションが低い気もするけど気のせいだよね?


「まずは‥‥こっちの方!」


 街の外はしっかりとした道は存在しない。道無き道を好きなように進むしかない。とりあえず僕はあんまり人が進んでなさそうな方を直感で決めた。


 歩き始めて少ししたらモンスターに出会った。緑色の狼が3体だ。


「エア!とりあえず俺がこいつらを引き付けながら戦うからお前はその間に攻撃しろ!」


「分かった!」


「こいつら程度に使うのは勿体無い気もするがいくぜ〈ブレイブオーラ〉!」


 サンは光を纏ったような見た目になった。


「おー‥‥かっこいいね~」


「エア!見てないで攻撃しろ!倒しちまうぞ!」


「了解。初めて使うけど‥‥〈装填:水、光、闇〉行け!」


 僕が放った属性を持つ矢は緑色の狼の1体を襲い、そのままポリゴンに。


「なんだ!?」


「次は、残りの2体を倒そう〈作成:風爆矢〉〈作成:光爆矢〉行け!」


 僕の放ったウィンドバーストとライトバーストで作り出した矢は残りの狼を倒しきった。


「何をやったんだ!?エア」


 初めて使った技だけど結構強かったなぁ‥‥

 

サン「なんだったんだ?あれは‥‥エアの技か?色の付いてる矢が飛んできたかと思ったらフォレウルフが倒れたんだが‥‥その後も‥‥」


作者からのコメント


 GWも後ちょっとで終わりですね‥‥

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ