ユグレシアのギルド見学
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「エア、次はどこ行きたいんだ?」
「んー‥‥次が最後って事で探求者ギルドかな?アンファングの街とどんな風に違っているかが気になるんだよね。まあ、ギルドは苦手だけど」
「アンファング?あぁ‥‥始まりの街か」
「そうそう」
「ギルドが苦手なのになんで行くんだ?ギルドは金を手に入れる為に必要な場所だからか?」
「お金に関してはあんまり使わないからそんなに必要無いけど」
「なら、なんでだ?」
「最初に言った通りにアンファングの街との違いが気になるからだけだよ?」
「そ、そうか‥‥まあ、連れてくよ」
「ありがとう」
◇◇◇◇
さて、サンに連れられてギルドにたどり着いたけど‥‥
「外の見た目はアンファングの街と変わらないかな?」
「ギルドは何処の街でも外の見た目だけは同じにしているらしいぞ」
「へぇ‥‥」
「中身は結構違うぞ」
とりあえず、僕は中に入った。
「おー‥‥依頼ってどこで受けるの?あそこにある掲示板?」
「掲示板に貼ってある依頼は住人が使ってる場合が殆どだ。まあ、プレイヤーがロールプレイの一貫であそこから受ける場合もあるがやってる奴は殆どいない」
「じゃあ、依頼はどうやって受けるの?」
「カウンターにいるギルド職員にどんな依頼があるかを聞けばランクに応じた依頼を斡旋してくれる」
「なるほど‥‥」
「なにか受けてみるか?」
「いや、良いよ」
「そうか?」
「うん」
「依頼を受けないならここにいる必要はもう無いな?出ようぜ」
「そうだね。出ようか」
僕たちはギルドの外に出て、通行の邪魔になる事が無い所に移動してから次の行動について話し合う。
「次はどこ行くんだ?」
「次は、元々の目的を果たそうか」
「おお!じゃ、冒険‥‥もとい、まだ見ぬ何かを求めて探求に行こうぜ!」
「おー!」
そんな事を言ってから入ってきた正門とは逆方向にある門に向かって歩き始めた。
サン「やっとエアと2人で遊べるからテンション上がってまだ見ぬ何かを求めて探求に行こう!とか言ったけど結構恥ずかしい‥‥掲示板とかで笑われそうだ‥‥よし。しばらく掲示板は見ない」
作者からのコメント
なんか終わりそうな雰囲気が出てた気もしますが終わりません。いつまで続くかは自分でも分かりませんから。思い付いたまま書いて、さらには書きながらも考えてるんでね‥‥時々、物語に矛盾が発生します。気が付いたら優しく教えてください。




