サンの街案内(強制)
昨日はもう少しで書き終わるって所でいつの間にか寝てました‥‥
「サン、約束の時間まで時間あるよね?」
「そうだな」
「なんでいるの?」
「いや、そこに関しては俺のセリフなんだが‥‥?」
「え?なんで?」
「約束の時間までにたどり着かないお前を探しに行って、俺が迷子になって困ってるお前を探して見つける。そうすれば俺に大きな借りを作る事が出来るという完璧な作戦が‥‥はっ!」
「へぇ‥‥そんな事を思ってたんだぁ‥‥」
全部説明してくれてありがと。
「あ、あはは‥‥ま、まあ?早く合流出来て良かったなぁ!」
「雑な誤魔化しをありがとう。とりあえず今はそれに誤魔化されてあげる」
そう、今はね?
「そ、そうか‥‥良かった。じゃ、どこ行く?」
「ん~あ。サンがいるならちょうど良いや」
「なにがだ?」
「サンはこの街について詳しいかな?」
「それなりにはな?」
「少しこの街を案内してよ。その後に冒険しよ?ちょっと前に着いたばかりだから散策しようとしてたんだよ」
「えー‥‥冒険の旅に早く行こうぜ?」
「僕の迷子、貸しを作る‥‥なんか気になってきたなぁ‥‥」
サンを少し不安にさせる。
「よし、分かった!どこに行きたい?分かる範囲でどこへでも連れてくぜ?」
「それなら‥‥とりあえずは武器屋かな?」
「ん?武器を変えるのか?」
「いや、森の中にある街だと僕の今使ってる武器に似たようなのがあるかも~って思ったからさ」
「そういや、ボス倒した時に思ってたけどお前の弓いつの間にか綺麗になってたよな~あのエントって人の店で買った弓と同じだよな?」
今更?って思ったけどあの時くらいしかサンに弓を見せてないし、ノーティアの時は話すタイミング無かったからね。現実で話さなかったのは忘れてただけかね。
「うん、なんか綺麗になった」
「なんか綺麗になったって適当すぎるだろ‥‥」
「え?綺麗になった理由を言うと思った?言わないよ?」
「ケチだなぁ‥‥減るもんじゃねぇし」
「減るよ。僕の気持ちが」
「おおう‥‥」
「さ、武器屋連れてって?」
お金はあんまり無いけど。
「お、おう‥‥連れてくよ」
「ありがと」
「時計塔の近くに武器屋はある。こっちだ」
サンに着いて武器屋に向かった。
「ここが武器屋‥‥そうは見えないね?」
「何言ってるんだ?武器屋って書いてあるだろ扉にさ。『武器屋っぽく見えないけど武器屋です』って」
「何これぇ‥‥不思議な名前本当に武器屋かな?」
「いたって普通の武器屋だ。名前以外は」
「‥‥」
「そっかぁ‥‥とりあえず、入るね」
僕は恐る恐る不思議な名前の武器屋に入る。
サン「エア‥‥一応俺は変なのに絡まれてるの助けた筈なんだけどな‥‥なんで街歩きをしなきゃダメなんだ‥‥早く外で冒険したい!」
作者からのコメント
寝落ちした時に書いた奴全部消えてなくて良かったです‥‥消えてたら心に大きなダメージが‥‥




