精霊教 前編
二週間近く休んでしまいましたがこれから全力更新しますのでよろしくお願いします。
「おー‥‥やっと森都にたどり着いた‥‥光る猫に助けられて無かったらいまだに彷徨ってた可能性があるんだよなぁ‥‥よし、行こう。とりあえず、サンが来るまで街を散策でもしてようかな?」
「お待ち下さい」
僕が街に入ろうとしたら門番に止められた。なんで?
「え?僕は街に入ろうとしただけなんだけど‥‥」
「ええ。存じております」
「えっと‥‥じゃあ、なんで止められたの?」
「それはあなた様がこの街にとって重要な存在だからです」
「??僕はただの異界人なんだけど‥‥」
「関係ありません。あなた様から感じられる魔力で分かります。あなた様はこの街にとって重要な存在なのです」
「えっと?どういう‥‥?」
「申し訳ありません。自分からはちょっと。上に連絡を致しますので少しだけお待ち下さい」
上?上とは‥‥?なんか面倒な事になりそうだから街に入りたいんだけど‥‥勝手に入っちゃダメかな??とか思ってる間に連絡が終わってしまったようだ。
「上に連絡した所、すぐに大司教様がいらっしゃるようですのでもう少しだけお待ち頂けますか?」
「えっと‥‥嫌です‥‥」
どういう事??この街は宗教が根付いてるの?拒絶はあんまりしたくないんだけど本音が‥‥
「すぐに大司教様がいらっしゃるようですのでもう少しだけお待ち頂けますか?」
「嫌ですよ?街に入れて下さい」
「すぐに大司教様がいらっしゃるようですのでもう少しだけお待ち頂けますか?」
突然同じことしか言わなくなったよ?怖い!怖い!
「え、えっと‥‥?」
「本当にお願い致します!待っててください!私は職を失ってしまいますがそれでも嫌ですか?」
「え?それは流石に‥‥僕が完全拒絶したら門番さんが職を失うのは心が痛むので待ちますよ‥‥」
「良かったです‥‥言質を取れました‥‥ふう‥‥」
僕を止められないだけで職を失う可能性があったなんて‥‥
「大司教様がいらっしゃいました」
なんか、高そうで偉そうな服を来たおじいさんが走ってくるんですけど‥‥そして僕の目の前で跪いて祈り始めたんですけど‥‥怖いよ。
「よくぞ‥‥よくぞ!この街にいらしてくれました!精霊様!」
僕が精霊だと分かるってどういう事だろう?知ってる人はライラしか居ないはず‥‥
「えっと‥‥どういう‥‥?」
「すみません‥‥興奮し過ぎてしまいました。詳しくお話を致しますので教会までいらして貰えますか?」
「え‥‥」
面倒な事に既になってるけどさらに面倒になりそうだから行きたく無いんですけど?
「詳しいお話をさせて貰ったら後は自由にして貰って大丈夫です」
「まあ、それなら‥‥」
「ありがとうございます!さあ、こちらです」
早まったかな?とは思うけど妖精に関する情報手に入るかもだから行くしかないね。
エア「僕が精霊だって分かったのは魔力みたいだけど精霊と他の人は魔力が違うんだろうか‥‥」
作者からのコメント
話す事が思い付きませんでした‥‥




