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Unique Seekers Online   作者: アベル
190/232

軽い情報収集

 更新しました。久々の現実回をやったけど難しいなぁ‥‥

 母さんと雑談をしていると花音が起きてきた。


「おはよ。花音」


「花音ちゃん、おはよう~!」


「おはようございます。お母さん、兄さん‥‥にいさん?あれ?私、まだ寝ぼけてるのでしょうか‥‥兄さんが私より早く起きてる事なんてあるはずが‥‥」


「花音さーん?酷くない?僕だってたまには早起きするよ?」


「今日は雪でも降るんでしょうか‥‥季節外れの雪が」


「え?僕が早起きするのって異常気象起きるレベルなの!?」


「はい」


「はいって‥‥即答‥‥僕、流石に泣くよ?」


「泣いてみてください」


「えっと‥‥うわぁーん?」


「大丈夫そうですね」


「2人とも朝から元気だねぇ‥‥そろそろ朝ごはん出来るよー」


「え?もうですか?」


「うん、昨日ちょっとやらかしちゃったでしょ?だから早めに家を出るの」


「「なるほど」」


「さ、朝ごはん出来たよー」


「今日は‥‥鯖の塩焼きとご飯、味噌汁か‥‥嬉しいや。いただきます」


「兄さんは鯖が結構好きですよね‥‥いただきます」


「うん、結構好きだよ。いただきます」


 さて、朝ごはんを食べ終わったら部屋にもどってログインしようかな?今日のの母さんの見送りは花音に任せよう。


◇◇◇◇


 僕は朝食を食べ終わってから部屋に戻った。


「珍しく早起きしてご飯食べたら眠い‥‥少し寝てからログインしようかな?とりあえず1時間‥‥」


 食べてすぐ寝ると太りやすいって聞くけど良くやってるけど僕は太った事は無いから迷信だと思ってる。


「お休み‥‥」


◇◇◇◇


 しっかりとアラームを掛けてから寝たから1時間で起きることが出来た。


「んー‥‥結構元気になったしログインしよ」


◇◇◇◇


 ログイン完了。ここは‥‥ああ。そういえばヒルダの家でログアウトしたんだったね。


「あ、おにーさんだ!」


「ライカちゃん?」


「いきなりでてきたからビックリしちゃった!」


「ライラは?」


「おねーちゃんはおかいもの!」


「ヒルダは?」


「ヒルダおねーさんは‥‥」


 ライカちゃんが教えてくれようとした時にヒルダはこちらにやってきた。


「やっときたのね?エア。なかなか帰って来ないからもう来ないのかと思ったわ」


「いや、流石に戻って来ないって事は無いよ。ライラやライカちゃんを従者にしたからには来るのを止めるつもりは無いね」


「なら良いのだけどね」


「来るまで時間がかかる事もあるかもだけど余程の事がない限りこの世界には来るよ」


 このゲームのサービスが終了しない限りは絶対にログインするつもりだ。


「あ、そうだ」


「どうしたのかしら?」


「いや、これから森都に行くからなかなかこの場所には戻ってこれないかも」


「どうして?」


「どうして?って‥‥遠いから戻ってくるの大変だからさ」


「なるほど‥‥あの事は知らなかったのね」


「え?何が?」


「私がこの街で異界人の話を聞いていた限りだと森都にある時計塔に触れると行った事のある街に戻れるらしいわよ。異界人は不思議な存在ね‥‥転移魔法を持ってないのに時計塔に触るだけで転移できるなんて」


「時計塔にそんな機能があったんだ‥‥」


「私も昔からある時計塔にそんな機能があるのは驚いたわ」


「そういえば、どうやってその情報を知ったの?」


「使い魔を作ってこの街の情報を収集してるのよ」


「なるほど‥‥まあ、時計塔に触ればこの街に戻れるって分かったらほっとしたよ~」


 そんな会話をしてる間にライラが戻ってきたようだ。ライカちゃんが気がついてライラに飛び付いた。


「あ、おねーちゃん!おかえり!」


「ただいま、ライカ」


「おにーさん戻ってきたよ!」


「ライラお帰り。あと、ただいま」


「ただいま戻りました。そして、お帰りなさい」


 そんなに離れてた訳じゃないけど、みんなに会えたら戻ってきたって感じがするね。

エア「ヒルダの使い魔ってどんな見た目なんだろう‥‥物語で魔女といえば黒猫ってイメージだけど黒猫なのかな?」


作者からのコメント


 昨日更新するつもりだったけど時間がかかってしまって今日になってしまいました‥‥

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