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Unique Seekers Online   作者: アベル
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姉妹と探求者ギルド ⑦

 明けましておめでとうございます。約2ヶ月ぶりです。1週間連続投稿を近くすると言っておきながらの2ヶ月は酷すぎましたね‥‥書く時間があまり取れなくてですね‥‥こんな風になってしまいました。告知無しで休んでしまって申し訳ありませんでした!(土下座)  今日辺りからまたコツコツと更新していきますのでたまにサボったりするかもですがよろしくお願いします。

 ハンスさんとの話が終わったタイミングで図ったかのようにライカちゃんとエリアさんが戻ってきた。


「おにーさん、おねーちゃんただいま!」


「ライカちゃん、おかえり。楽しかった?」


「ライカお帰り。楽しかったみたいね?」


「うん!たのしかったよ!」


「「良かった」」


「おねーちゃんもおにーさんもおじちゃんとのおはなしおわったの?」


「終わったよ。だから、そろそろ僕達もギルドから出るよ」


「そうですね。話は終わりましたし、ギルドで話す事は何もありませんね」


「ライカちゃん。戻ってきたばかりだけど外に出るよ」


「わかった!」


「じゃ、ハンスさん。さようなら」


「ではハンス様、またお会いしましょう」


「おじちゃん!またね!」


 ライカちゃんとライラは先に外に出たが僕はハンスさんに引き留められた。


「シン」


「はい?」


「今度来る時は静かにしてくれよ?」


 ハンスさん‥‥僕を迷惑な客みたいに言わないで欲しい‥‥


「あはは‥‥」


「本当に頼むぞ?」


「‥‥(綺麗な笑顔)」


 とりあえず、僕は笑顔を出して誤魔化した。


「おい!シン!その無駄に綺麗な笑顔はなんだ!不安なんだが!?おい!」


「では~」


 僕は最後にそう言って2人を追いかけた。


◇◇◇


 エア達がハンスの部屋を出てから少し経って‥‥


「戻りましたよマスター」


「お帰り、エリア。んで?ライカの嬢ちゃんからはシンの情報は何か聞けたか?あいつ色々と隠しすぎなんだよ‥‥全部話せって言ったのにまだ隠してる事あるぞ‥‥」


「とりあえず、聞く事が出来た事は少ないのですが1つ重要な事が分かりました」


「なんだ?シンと言う名前が本当の名前では無いのはマスターも知ってますよね?」


「ああ。あいつが登録する時に偽名でも良いですか?とか言いやがったからな~」


「ですので、今後の為にシンさんの本当の名前は何?と単刀直入にライカさんから聞いたのですが‥‥」


「教えて貰えなかったと?」


「いえ、ライカさんの答えをそのまま言うと『おにーさんのおなまえ?シンおにーさんだよ!なんでそんなことをきくの?』でしたが‥‥シンと言ってるライカさんの他の事を言ってる口の形なのにシンと聞こえました。そして、口の形を理解しようとすると数秒思考が止まってしまいます」


「は?嘘だろ!?認識阻害の効果だ‥‥しかも超強力な。そんな超強力な認識阻害の効果を持つ魔道具やスキルをシンの奴が持ってるっていうか!?」


「そうとしか‥‥」


「スキルって事はほとんどあり得ない。あいつはこの世界に来たばかりの異界人のはずだ」


「ならば魔道具しかないのでは?」


「あれほど強力だと作れるなんてのが特異点以外にいるとは思えないが‥‥まず、存在が確認されている特異点の3人全員が魔道具の生産なんて出来ないし出来ても作るとは思えない」


「そう、ですよね‥‥」


「未確認の特異点が作成した?いや、特異点に会える確率がどんだけ低いと思ってる‥‥」


「では、あのダンジョンから出現した迷宮遺物(アーティファクト)ですか?シンさんの入ったダンジョンなら可能性がありそうですが」


「アーティファクト‥‥その可能性が1番高いが‥‥シンは鑑定系統のスキルは確実に持って無い。俺の直感がそう言ってる。あのクラスの認識阻害の効果を持つアイテムを手に入れて知らずに装備して使ってたならあいつの存在を認識するのは特異点でも不可能だ」


「そう、ですよね‥‥」


「あー!分からん!あいつは本当に謎だ!他に聞いた事はあったか?」


「そういえば‥‥彼の種族の話をした時にはライカさんは『おにーさんのしゅぞくー?しらないよ~?』と言いながら目が泳ぎまくってましたね‥‥」


「その反応は知ってるけど言わないって奴だな‥‥」


「ですね‥‥」


「何故、エリアがあいつの種族を気になったのかは知らんが‥‥あいつの種族を調べたらかなり面倒事になりそうだと俺の直感がそう伝えてくるから、人って事にしておけ」


「そう、ですか‥‥マスターがそう言うならそうしておきます」


「おう、そうしろ。おっと。言い忘れてた。エリア‥‥おつかれさん」


「ありがとうございます。マスター」

ハンス「エリアには言わなかったが俺の直感だとシンの種族を調べるのはかなり面倒事になる反面近いうちに知らなきゃならない事になりそうだって伝えてくるんだよなぁ‥‥こんな事は初めてだぜ‥‥」


作者からのコメント


 更新がすぐに遅れたりするこの作品も前回の更新時に100万pvに到達しました。ありがとうございます!2年と半年位かな?でこのpvってどうなんでしょうね‥‥

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