情報開示 後編
更新しました!のんびり更新は相変わらずです‥‥
進化について話すと言った時にエルフィーナさんの目の色が変わった気がした。
「教えてくれるの!?」
「え?あ、はい。分かってる範囲だけですが‥‥」
「進化の情報を持ってるのは恐らく貴方だけなの。だから、教えてくれるのは本当に助かるわ!」
「進化について僕から言える範囲はあんまり多くは無いですけど」
「大丈夫!それだけでも調べる方向性をある程度決められるから」
「そうですか‥‥えっと、まず最初に言っておくと僕の進化した種族については黙秘します」
「うん、問題無いわよ。続けてくれる?」
「はい。進化をする為にはまず種族進化クエストと呼ばれるクエストを受注しなくてはダメなんです」
「種族進化クエスト‥‥」
「自分はいつの間にか受注してる事になってたんです」
「なるほど‥‥」
「そして、ある場所であった住人と仲良くなってからちょっとしたイベントがあったんです。それが終わった時に種族進化クエストをクリアしたって出たんですよ」
「クリアしてすぐに進化出来たのかしら?」
「いえ、その後にまた別の種族進化クエストを受注した感じです。それをいくつかクリアしたら進化出来ました」
「なるほど‥‥チェーンクエスト方式って訳か」
「チェーンクエスト?他の種族の進化の時に何個もクエストをクリアするかは分かりませんよ」
「まあ、それはそうね。だけど、恐らくどの種族の進化クエストでも同じだと思うわ。あ、チェーンクエストてのは鎖みたいに複数のクエストが連なってるように出てくるからチェーンクエストって言われてるはず?だよ。うん、多分そんな感じ」
チェーンクエストの意味はなんとなく分かったけどそんな頻繁に起こる事じゃないだろうから記憶の片隅にでもいれとけば良いか。
「なるほど‥‥ありがとうございます」
「いやいや、こちらこそ貴重な情報ありがとう。まだ、情報あったりする?」
「ん~‥‥無いですね‥‥すみません」
「いや、謝らないで?充分過ぎるくらい情報が手に入ったから」
「そうですか?助けになったのなら良かった」
「今回ノーティアに売って貰った情報の価値はレア度が高すぎて私1人では決める事が出来ないからシンさんに渡す金額は決まったらジョカにメールで送金して貰うわね?」
「あ、はい。分かりました」
エントさんの店と進化の情報って相当な金額になるんだ‥‥いくらかな?ちょっと気になる。あんまりお金を使わないと言ってもあって困る物じゃないからね~
エルフィーナ「種族進化クエストの情報だけでもノーティアで払いきれるか分からない情報なんだよね‥‥ま、最悪はジョカのポケットマネーから出して貰いましょ。結構持ってる気がするのよね~」
作者からのコメント
最近暑すぎてなにもやりたくない状態になってしまう‥‥明日やろうが明後日やろうになって‥‥負のスパイラルが起こっている‥‥




