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Unique Seekers Online   作者: アベル
155/232

精霊の泉 前編

 更新しました。更新が少し遅くなってすみません‥‥

 泉の封印を解除した僕はライラさんの元へ向かった。僕が近付くとライラさんが声を掛けてきた。


「泉の封印は解除出来たんですね?音はしなかったけど魔法陣が消えていくのが見えましたから」


「うん。解除出来たよ~」


「では、行きましょう!」


「行くのは良いんだけどさ‥‥少し休ませて?ちょっと精神的に疲れたからね」


「ご、ごめんなさい‥‥どうぞ、お休み下さい」


「うん、ありがとう」


 そして、僕が椅子に座ってのんびりとしているとライラさんが話しかけて来た。


「休憩中すみません。質問しても?」


「良いよ。何かな?」


「何故、私達を従者にして里から連れ出してくれというお願いをあっさりと受け入れたのですか?」


「え?なんでって‥‥従者に関しては伝承を聞いた見返りとしてお願いされたけど受け入れたのは自分の意志で受け入れたし‥‥あとは、姉妹で仲が良かったからかな?」


「え?」


「だって、ライラさんが結婚させられるって話の時にライカちゃんと離れる訳に行かないって言ったんでしょ?それだけで充分だと思うよ?僕は」


「いえ、でも‥‥」


「んー‥‥これでも納得するのは微妙なんだね‥‥実は、さ‥‥理由はもう1つあるんだよね」


「なんですか?」


「ライラさんが妹であるライカちゃんの事を全力で守ろうとしてる姿が少しだけ僕自身と重なって見えたんだよね‥‥」


「その言い方‥‥貴方には妹さんがいるんですか?」


「うん、いるよ。昔は妹の事を僕がいつまでも守ってやる!って思ってたんだけどね‥‥いつの間にか守る必要が無いくらい真面目で優秀になっちゃったんだけどね‥‥」


「なるほど‥‥」


「まあ、そんな感じだからだよ。君が僕の従者にしてくれって言われて受け入れた理由だね」


「ありがとうございます」


「ま、色々と理由を言ったけどさ君達を助けたいってのが1番だよ~」


「休憩中に変な質問してすみませんでした」


「変な質問じゃないよ。僕が君達姉妹を助けたい理由の再確認出来て良かったから大丈夫だよ」


「そうですか‥‥良かったです」


「さて‥‥ライラさん。僕もそれなりに休めたから封印を解除した湖に行こっか~精霊は泉にいるのか?とか泉の周辺でどうやって精霊になる事が出来るのか?とか本当に精霊になった人は居たのか?とかを確認に行こ?それが終わったら‥‥里をサクッと封印しちゃって、3人で街に向かおう。街に入ったらどうするかとかは考えてないけどね?」


「あはは‥‥」


「まあ、街に住んでる人に聞いてみよっか。まあ、僕が街でお世話になってる人に頼んでも断られる可能性高そうだからね‥‥姉妹で住める所とかを探しとかなきゃ‥‥」


 まあ、なんとかなるでしょ~多分。

ライラ「従者はなるべく仕える人の近くにいるべきだと思いますがどうなんでしょうか‥‥?」


作者からのコメント


 そろそろ精霊の泉編というか従者獲得編も終わりが近付いて来てるつもりだけど、どうなるかは続きを書いてみないと分からない‥‥伸びる可能性あり。

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