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Unique Seekers Online   作者: アベル
145/232

精霊の泉の伝承 前編

 更新しました。連続で更新出来た!

 シスコンとかブラコンの人って凄い人が多いのかな?ライラさんを見てるとそう思う。


「じゃあ、話を始めようか」


「はい」


「まず、最初に僕は異界人なんだ」


「そう言ってましたね」


「異界人については知ってる?」


「名前を聞いた事がある程度です」


 異界人について知ってる人しか会った事が無いかったから新鮮だなぁ‥‥

 

「そっか‥‥僕達、異界人ってのは文字通り他の世界から来てるんだ」


「そうなんですね。けど、この話と関係あるの?種族の話だよね」


「異界人はこの世界に来る時に元の世界とは別の体で来ているんだ」


「え‥‥?」


「うん、そこに関しては詳しく説明はする気は無い‥‥というかうまく説明できる自信が全く無いから気にしないで」


「そ、そうですか」


「続けるね?ここからが本題なんだ。僕がこの世界に来てる時の種族の話だよ」


「はい」


「ねぇ、ライラさんはユニーク種族って存在を知ってる?」


「えっと、ユニーク種族とは世界に1体しか存在しない種族の事ですね」


「うん、そうらしいね」


「もしかして‥‥?」


「うん、そうなんだ。今、この世界で僕の種族はエレメンタルと言われるユニーク種族なんだ」


「そ、そうなんですね‥‥」


「そして、エレメンタルという種族は進化すると精霊や聖霊になれるらしい」


「‥‥え!?」


「だから、僕を助けなさいとか言われたんじゃないかな?異界人は死んでも復活出来るらしいのになぁ‥‥死んだ事無いから分かんないけど」


「精霊や聖霊に至れる可能性のある種族‥‥?なるほど‥‥あの伝承はこういう時の為に‥‥」


「どうしたの?」


「これから私達の部族に代々伝わってきた伝承を貴方様に教えます。私が話を終えたら貴方様にお願いを致しますのでその考えをお聞かせ下さい」

 

 なんだろう‥‥僕に対して貴方様とか言い始めたし、ライラさんの雰囲気が変化した。何をお願いされるかは分からないけど、よっぽどの事じゃない限りお願いは聞いてあげたいね。


「わ、分かったよ。お願いします」


「分かりました。では。遠い昔、今から約1500年程前に私達の部族から精霊に至る事に成功した人が存在したと伝えられて来ました。その人は〈闇魔法〉から進化した〈暗黒魔法〉を得意としていたらしいです。しかし、その時代は悪魔や魔族が猛威を振るっていた時代でした。なので、祖先が元々居た村でも闇系統の魔法を所持しているものは全員が悪魔の愛し子と呼ばれ処刑の対象でした」


「‥‥」


 なんか、重そうな話が始まった‥‥そういう話は苦手なんだよなぁ‥‥


「ですが、私達の先祖はそれに反発します。闇系統の魔法を持っていようが関係無い!闇系統の魔法を持っているだけで罪もない人間を殺すなどあり得ない!と言い残して闇系統の魔法を持つ人達を連れて村から逃亡しました」


 なんか、重そうな話だと思ったけどいい話になりそうだなぁ‥‥


「そして、逃げた先には後に精霊の泉と呼ばれる泉がありました。そこに村を作り私達の祖先は暮らし始めました」


 今どれくらいなんだろうか‥‥半分くらいかな?最終的にいい話になってれば良いんだけどなぁ‥‥重い話とか僕は苦手だしね‥‥

エア「重い話かな?と思ったら良い話って思うけど最終的にどうなるんだろう‥‥何となく怖いな‥‥」


作者からのコメント


 ストーリーを考えるのが上手になった気がする。気がするだけかもだけど。

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― 新着の感想 ―
[一言] これだけ短けりゃ、そりゃ連続更新も出来るだろ……
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