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Unique Seekers Online   作者: アベル
14/232

チュートリアル ~ギルド登録~

14話目です。今回でSTEP1を終わらせたかったので少し長めになったと思います。まあ、プロローグよりは長くありませんが。


 昨日投稿した話に少し、修正を加えました。話の流れに変化はないと思います。後書きも少しだけ修正しました。

 僕はやっと探求者ギルドに登録を出来るようになるようだ。赤髪さんのおかげだ。


 強面のおじさんであるハンスさんがこんな事を聞いてきた。


「お前さんは探求者ギルドが何をするギルドか知っているか?」


「いえ、知りません」


「なら、最初から説明をしてやろう」


 探求者ギルドの創設者達はこう言っていたらしい。


 古代の文明を見つけたい。未知の場所を知りたい。見つけたい。未知の魔法を知りたい。世界に1つしか無いものを手に入れたい。世界に1つしか無いものを作り出したい。どこまでも強くなりたい。など、そんな夢を持ってる奴等を助けてやりたい。補助してやりたい。そんな思いから探求者ギルドを俺達は作り出した。凄い人達だろ?


 そんな人達が作り出したギルドだが、問題が出てきてな?探求者ギルドに登録しただけで実力もを過信しまくって危険地帯に向かって行き、帰ってこない奴等が多すぎたんだ。


 だから、探求者ギルドはそんな奴らを助けるためにランク制度というものを設けた。高ランクにならなくては危険地帯を探索出来ないようにした。高いランクを持つ者は危険地帯に行っても無事に帰って来られる奴等を指す。


 ある程度の事が分かった所で早速ランク制度について説明するぞ?ランクは全部で8つある。低い順から説明するから聞き逃すなよ?


Fランク


 登録したばかりの奴だ。お前さんも登録したらFランクだ。駆け出しも駆け出しだ。街の中で出来る依頼を中心に行う。弱いモンスターとも戦って実戦を学ぶランクだ。


Eランク


 弱いモンスターを簡単に倒せるようになったらEランクになれる。異界人は強くなりやすく、死んでも復活出来るらしいからなFやEランクはすぐに抜けるだろう。


Dランク


 討伐依頼が増えてくる。そこそこ強さを持って無くてはいけない。一番死にやすいランクだ。


Cランク


 実力を付け始めて来たランクだが、このランクで威張ってるバカも結構いるのが悩ましい。 


Bランク


 実力は危険地帯を探索するには少し足りないが入り口付近でなら戦えるな。Bランクでやめてしまう奴も少なくない


Aランク


 危険地帯を探索するのに充分な実力が付いていると判断されるランクだ。だが、中心部に行くには足りない。


Sランク


 危険地帯の中心部から余裕を持って生還出来るくらい実力を持っている。超危険地帯にも足を伸ばす事が出来るランクだ。ここまで来ると人間か疑わしくなってくる。Sランクは100人程しかいない。


ランクError


 SSランクとか、EXランクと言われてるがランクErrorは存在するのか怪しまれているが実際に存在する。規格外すぎて意味が分からないクラスだ。超危険地帯を散歩でもするかのように探索するらしい。人数は1桁らしい。


 これですべてだ。お前ら異界人はユニークを探す探求者になるらしいな。ユニークについても説明してやる。


 ユニークには種類がある。ユニーク種族は異界人でもなれる奴はほぼいないから置いておこう。

 

 ユニーク種族がいたら国が放っておかない。どんな手段を選んでも確実に手に入れようとするだろう。


 ユニークスキル持ちは稀少だ。ユニーク種族の奴は確実に持っているとされている。あと、ランクErrorの奴等も持ってるだろうな。


 アイテムはレア度uniqueのアイテムだ。レア度については資料室が1階にあるがEランクからだからEランクになったら勝手に調べろ。


 まあ、説明はこんな所だ。基本的にはランク制度についてしか教えないんだが‥‥かなり説明してしまったな。

 

「説明お疲れ様です。ありがとうございます。よく分かりました」


「おう、感謝しとけよ!んじゃ、登録しちまうか」


「はい」


「まず、名前だが別に偽名でも問題ない」


「え?そうなのですか?」


「貴族が登録するときには偽名が多いから問題ない事になってる」


「そうですか。ではシンで登録お願いします」


 僕はユニーク種族でユニークスキル持ちだから国に狙われたら面倒だし、偽名として真也から取ってシンとしておこう。


「種族はエルフやドワーフには見えないし人族だろう。だから、人族にしておくぞ」


「はい」


「職業はなんだ?」


 見習い精霊術士っていったらやばいよね?なら、無難に見習い魔法士かな?


「見習い魔法士です」


「了解した。ちなみに、登録した後に犯罪を犯すとカードが使えなくなるから犯罪なんて犯すなよ」


「するつもりはありません」


「なら、いい。最後にこのギルドカードに手を置いてくれ」


 そう言われて僕はギルドカードに手を置いた。すると、ギルドカードが青色に淡く光って綺麗だった。ギルドカードって何で出来てるんだろうね


「よし、これで登録完了だ。ギルドカードには金を入れることが出来るから、無くすなよ」


 ギルドカードは電子マネーだった!?と、驚きを顔に出さないように気を付けて答えた。


「無くしませんよ。ありがとうございます」


   _______________________

   name :シン  ランク:F

   職業 :見習い魔法士

   所持金 :0G

   _______________________

 

 これで登録は終わった。次はなんだろう?すると、ウィンドウが出てきた。


〔STEP1のクリア報酬として、1万Gをギルドカードに送りました〕


〔STEP2:ギルドで討伐依頼を受注しましょう〕


〔受注が完了したら武器や防具など、モンスター討伐に必要な物を入手しましょう〕


 やっとSTEP2だ。よし、頑張るぞ~

ハンス「あの、シンとか言った異界人。あいつは絶対に普通の人族じゃねえな‥‥ユニーク種族とユニークスキルの所にほんの少し反応してたからもしかして‥‥?まあ、俺は面倒な事が大嫌いなんだ。あいつの事は基本的には放置する方針で行くしかないか‥‥」


作者からのコメント

 

 次回はSTEP2になります。チュートリアルは予定としては⑤で終わりにしたいとは考えていますが長くなったり短くなったりするかも知れません。

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― 新着の感想 ―
[一言] ハンスさん鋭いねぇ...優秀な人材だけどやる気はない
[一言] ???〈俺は面倒が嫌いなんだ
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