ヒルダとの会話 後編
明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いしますね。あと、かなり短めですが許してください‥‥編集ついでに文字数増やすかも?
ヒルダがとても驚いた理由が分からず、僕は困惑する。
「えっと‥‥どうしたの?」
「あなたの親友さんが急に強くなった時の事を教えてくれる?」
「え?うん。良いけど‥‥?」
「ごめんなさい。確証が持てないからエアの話を聞いてから貴方に伝えるかを判断するわ」
「そ、そっか。分かったよ」
「じゃあ、その時はどんな状況だったかを教えて貰える?」
「うん。確か、あの時は‥‥僕達が魔族のスキルを受けて恐慌っていう状態以上になったんだよ」
「それで?」
「その後、サンがなんか知らないけど諦めてやられる訳には行かないとか言って‥‥〈覚醒〉を含めたいくつかのスキルを使ったんだよ。その後に、サンの体が金色に光って凄く強くなったんだ」
「そうなのね‥‥それで、親友さんが使った〈覚醒〉の他のスキルは分かるかしら?」
「確か‥‥〈逆境〉と〈ブロークンハート〉だっね。あ、あと‥‥魔族を倒す直前に〈断罪の光〉とか言うスキルも使ってたね」
「〈断罪の光〉?それは、どんな効果なのか分かるかしら?」
「なんか、サンが敵に説明してたのが聞こえてたよ。確か、体力が一定以下の魔族や悪魔は即死するとか言ってたね。その前にも何か言ってた感じだけど、分からないや」
「エア。説明してくれてありがとう」
「うん。問題無いよ。それで?何か確証は持てた?」
「ええ。一応はね。だけど、正解とは限らないけどね‥‥」
「聞かせてくれる?なんとなく気になるんだ」
「ええ。元々、隠すつもりも無いわ。えっとね?親友さんは恐らくだけど、伝説の職業である勇者になる途中って状態だと思うわよ?見習い勇者って所かしらね」
「勇者?」
「昔、存在したと言われる伝説の職業であらゆる驚異を打ち払う事の出来る力を持っていると言われてるわね」
「ふぅん?」
「とりあえず、簡単に言うと凄い職業って事ね」
「なるほどね‥‥サンは凄い奴なんだなぁ~」
「まあ、実際は分からないけどおとぎ話の中だとピンチの時に急に強くなって敵を倒したとか‥‥そんな記述があったから恐らく正解だと思うわよ」
「なるほど‥‥」
勇者という職業か‥‥確かにあの時のさんは勇気ある者って感じだったからね。そうかもなぁ‥‥ん?もしかしたら勇者ってユニーク職業なのかな?
「ねぇ、ヒルダ」
「どうしたの?」
「もしかして、さ‥‥勇者ってユニーク職業なの?」
「流石にそこまでは私には分からないわよ?けど‥‥可能性はある‥‥というかそうでしょうね‥‥」
「やっぱりそうなんだね‥‥」
「まあ、貴方の親友さんは運が良かったって事ね」
「なるほど‥‥サンは昔から運が良かったからおかしくないな‥‥」
このゲームを始める理由になったのも拓哉が持ってきたからだったなぁ‥‥つい最近の事なのにかなり昔に感じるなぁ‥‥
???「お久しぶりです!私の解説コーナー!と言ってもあっさりと終わるのですよ‥‥っと。それは良いので説明するのですよ~!勇者という職業は見習い状態から勇者になる時までの行動によって覚えるスキルなどが違うのです!ついでに言うと勇者という職業は‥‥む~この先を説明しようとしたら話せないようになってたのです‥‥残念なのです」
作者からのコメント
今年はもう少し更新回数を増やせたら良いなぁ‥‥と思ってます。どうなるかは不明ですがね‥‥




