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Unique Seekers Online   作者: アベル
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拓哉との電話 後編

 大晦日ですね~昨日はもう一回更新出来なかった‥‥

 母さんが仕事に出掛ける時間を確認しようと部屋から出て、下のリビングに行く。母さんは朝食の後は大体テレビを見ながらのんびりしているが母さんいわく、仕事に繋げる為の情報収集を兼ねてテレビを見てるらしい。


「母さん」


「どうしたの?真也君。もしかして、お母さんが仕事に出る時間が気になってるのかな?」


「え?うん。そうだけど‥‥なんで分かったの?」 


「ふっふっふ‥‥お母さんは、家族の心を読む事が出来るのだ!」


「いやいや、そんな事が出来ないのは知ってるからさ‥‥」


「本当に?」


「え?」


「本当に出来ないと思ってるの?」


「え?うん‥‥」


 え?出来るの?もし、出来るのなら凄いけど‥‥?


「そっかそっか~」


「え‥‥やめてよ。ちょっと不安になってきたんだけど?」


「あはは!流石に家族だから心を読まないよ~!実はね?花音ちゃんが真也君の降りてくるちょっと前に聞いて来たからなんとなくそうなんじゃないかなって。ちなみに、私が出るのは12時頃かな~?」


 今が、10時くらいだから‥‥2時間後くらいだね。


「そっか‥‥ありがとう」


「でも、どうして2人とも私が仕事に出る時間を聞いてきたの?花音ちゃんは教えてくれなかったけど‥‥」


「花音の事は分からないけど、僕が寝ちゃったりしてて母さんが仕事に出たのに気が付かなかったら悲しむでしょ?」


「真也くん‥‥」


「あ、ありがとう!母さん。出る時にまた会おう!」


 母さんがこっちに向かってきて抱き締めようとしてきたので僕は部屋に逃走した。


◇◇◇◇


 僕が部屋に戻ってすぐ、タイミングが分かってたかのようにタイミング良く拓哉からの着信があった。


「もしも~し。どうしたの?」


『いや、な?俺がもともと電話を掛けた理由を忘れてた通話を切っちまったから、もう一度掛けたんだ』


「あ、やっぱり忘れてたんだね~」


『気が付いたのなら、教えてくれても良いじゃねーか』


「まあ、良いじゃん。思い出したんだから」


『まあ、な‥‥』


「で?用事はなにかな?」


『そうだった!お前、掲示板で話題になってたぞ!』


「掲示板って‥‥何?」


『あ。お前、初心者だったな‥‥掲示板ってのはざっくりと言うと‥‥ゲームをやってる他のプレイヤー達と情報交換したり、雑談をしたりする場所だ』

 

「ふぅん?」


『あ、良くわかってないな?ま、俺は説明が得意じゃないからな!説明が合ってるかどうか微妙だけどな‥‥とりあえず、そこでお前が俺達と一緒に集まってる所を見てた奴がこいつは誰だろう?ってなったらしい』


「とりあえず、良く分からないけど‥‥掲示板とやらで僕が探られてるとかそんな感じかな?」


『そうだな。しかも、俺達と一緒にエリアボスまで倒したと考えられるって事で更に話題になってたんだ』


「それは‥‥やばそうだね?」


『そうだな。だから、変な奴に絡まれるかもだから気を付けろよ?って話をするために電話をしたんだ!』


「ありがとう。心配してくれて。まあ、大丈夫だと思うけど‥‥」


『そうか?なにかあったら俺達を頼ってくれな?』


「うん。分かったよ。あ、そうだ。詳しくは言えないけどUSOでエアって呼んでも大丈夫になったよ。他の人にはシンって伝わってるらしいから」


『は?どういうことだ?』


「じゃ、またね~」


『おい、ちょっと待て。おい、真也!?』


 最後は言いたい事だけ言って僕は電話を切った。うーん‥‥掲示板‥‥気にはなるけど、見たら嫌になる気がするから見ない事にしよう。

拓哉「あいつが掲示板を知らなかったとはな‥‥今度見せてみようかな?」


作者からのコメント


 昨日は寝落ちで更新できなかったし、今日は掃除が大変だったからなかなか更新出来なかった‥‥

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