解散とログアウト
そろそろ、今年最後に向けて頑張ろう‥‥
リーゼさんに叱られているサンを放置して街に帰還した。
「元気が取り柄のボクも流石に疲れたね!‥‥まさか、魔族が出てくるなんて‥‥」
「疲れたな‥‥」
「ライズさんもサティアちゃんもお疲れ様」
「シンさん?私もいるんだけどなぁ‥‥?」
「フィルちゃんもお疲れ様。そして、ごめんなさい‥‥忘れかけてた‥‥」
「やっぱりね~忘れられたかな?ってちょっと思ったけどやっぱり!」
「あはは‥‥本当にすみません」
「うん。許す!私も疲れてたから何にも話せなかったよ~!」
フィルちゃんとサティアちゃんの性格がちょっと似てるから忘れてたなんて失礼すぎるよね‥‥
「この後は‥‥マスターだったら打ち上げだ!とか言うだろうけど‥‥ワールドアナウンスがあったじゃない?ワラワラと人が集まってくるだろうから解散にしよう!」
「了解だ」
「分かった!」
フィルちゃんがそう言って、皆は解散する事になった。
「シンさん、また会おうね!」
「またな」
「またね~!」
「ライズさん、フィルちゃん、サティアちゃんまたね~サンが戻ってきたら僕が謝ってたって事を伝えといてね~」
「分かった。伝えておこう」
「ライズさん。助かります」
「ではな」
最後にそう言ってライズさんは何処かへ行ってしまった。
「さて、と‥‥とりあえず誰もいない所で鍵を使ってヒルダの所に戻ろうかな?」
そして、僕はさっさと近くにあった物陰に隠れて鍵を使用した。
「あら?お帰りなさい。どうだったかは今度教えて貰える?かなり疲れた顔してるわよ」
「あはは‥‥もうね、予想外の連続だったから疲れたよ。僕は、元の世界に戻るね?」
「そう?お疲れ様」
「うん。ヒルダ、お疲れ~」
僕はヒルダと軽く会話を交わして借りている部屋でログアウトした。
ヒルダ「エアがあんなに疲れたような顔をしてるなんて‥‥メルティスライムだけじゃなかったって事かしらね‥‥?」
作者からのコメント
今年中に150話到達は普通に無謀ですね。ですが、出来る限り進めます。




