サンの頼み:エリアボス戦 ⑤
後、1~2話で連続更新終了します。PVが50万に到達しました。読んでくれた読者の皆様ありがとうございます!これからも頑張ります!連続更新終わったら更新を少し休ませてもらいます。
あ、0時を少しだけ回ってごめんなさい!予想外に時間がかかってしまった‥‥
サンが敵の攻撃を防ぐって言ってたけどどうやって防ぐんだろう‥‥
「うし、この強化具合なら行けるかな?ベータ時代にはブレス系攻撃を切り裂こうと挑戦したけど無理だったけどな!今なら行ける自信があるんだよな!」
「防ぐって‥‥あの攻撃を切り裂くの!?切り裂いたら皆に当たらない!?」
「大丈夫だろ。多分」
「うわぁ‥‥適当~」
「あはは!まあ、なんとかなるさ!」
「そっか。じゃ、後で怒られる可能性も考えてるよね?」
「そこは‥‥後で考えるさ!じゃ、行ってくる」
「サン。行ってらっしゃい。さて、と。僕も準備しようかな?〈魔力操作〉を使って〈光魔法〉を全MP消費して放てば良いかな?」
〈光魔法〉も持ってるのを見せるのは微妙だけど負けるよりは良いかな?さて、サンの方はどうかな?と思って見ると高く飛んで漆黒のブレスを切ろうとしてた。
「うぉぉぉぉ!〈デュアルスラッシュ〉!」
サンの放った2回の斬撃で漆黒のブレスは縦に3等分になった。
「バカな!?我がブレスを切り裂くだと!?」
切り裂かれて3等分になったブレスの1つ目はリーゼさんとフィルちゃんが居る方向に、2つ目はエインさん、ライズさん、サティアちゃんが居る方向に行き、最後はサンに当たったがダメージを与えられずに消滅した。
「エア!今だ!やれ!」
「うん!わかった!行くよ!僕の全MPを込めた〈ライトアロー〉!!」
僕のMP全消費で放った〈ライトアロー〉は一直線にドクトルに向かって飛んでいった。かなり大きいので〈ライトアロー〉とは言えないかもだけどね‥‥一応は〈光魔法〉の〈ライトアロー〉です。
「くっそ!私が下等生物ごときにやられる?そんなのは認めん!〈シャドウカーテン〉×6」
ドクトルは〈シャドウカーテン〉を6枚も重ねて来たが、僕の魔法は防ぎ切ることが出来なかったがある程度軽減されて耐えきっていた。
「耐えた!?嘘でしょ‥‥」
「フハハハハ!あれが全魔力を消費した一撃なのは分かるが倒し切れなくて残念だったな!ここまで私を追い詰めた報酬として1人ずつ丁寧に殺してやるから覚悟しろ!」
「覚悟するのはお前の方だよ。ドクトル。〈審判の光〉」
「なんだそれは!?」
「これは、罪の重さで敵を裁く力。らしい。ま、体力が一定以下になっている魔族や悪魔は即死らしいけどな」
「なんだと‥‥?ありえん‥‥体が崩れていく‥‥?バカな‥‥下等生物ごときに私が滅ぼされるとは‥‥」
ドクトルの体はドンドンと崩れていく。人に似ている姿をしている魔族の体が崩れていくのはちょっと怖いけど‥‥勝てたんだよね‥‥?
「お前が負けた理由は1つだけだ。お前は人という種族の力を侮りすぎたからだ。ま、俺達もこのよく分からない力が手に入んなきゃ負けてたけどな!」
「そうか‥‥人というのは案外強いのだな‥‥まあ、良い。最後に勝つのは我ら魔族だからな‥‥魔王様‥‥ばん‥‥ざい!」
最後にそう言い残してドクトルは消えていった。
「勝ったんだな。そろそろワールドアナウンスが来るはずだな‥‥ん?なんか来たな‥‥何々‥‥ワールドアナウンスの前にパーティーリーダーがPT名を決めて勝利を皆に報告しよう‥‥?パーティー名は決まってる。よし、オッケイ」
≪お知らせします。只今、スライムの森のエリアボスがPT名『アポロン』に討伐されました≫
≪これにより、新たな冒険の舞台が解放されました!≫
これが、パーティーで手に入れたワールドアナウンス‥‥なんか、自分が意図しない形で流したワールドアナウンスより嬉しいね。
《種族:エレメンタル Lv.24 → Lv.26》
あ、種族レベルが上がった。スキルレベルも上がってるんだろうけど今の状態でも問題ないから‥‥気が向いたらステータスを見よう。ステータスでスキルレベルを確認したら新しい魔法とか使えるようになると思う。
サン「おっしゃー!ワールドアナウンスが流れたぞ!めっちゃ嬉しい!予想外の連続だったけど勝てて良かった!」
作者からのコメント
50万PV‥‥結構嬉しいです。正直な話、ここまで来るとは思ってませんでした!けど、これからも頑張りますのでよろしくお願いします!




