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Unique Seekers Online   作者: アベル
123/232

サンの頼み:エリアボス戦 ①

連続更新8/? 少し、時間がかかって0時回ったけど‥‥朝になってないからセーフ!‥‥アウトな気もするけど。

 違和感っていうのはアポロンのメンバー全員が感じていたようだ。


「確かにおかしいわよね‥‥前回戦った時はあの敵は攻撃を上手く避けてた」


「ボクもそれは思ったよリーゼ!攻撃を当てるのも結構難しかったんだよね~」


「前回、負けた時には物理攻撃は通りにくかったのに今回は結構楽に入ったんだよ!」


「‥‥サティアの言う通りだ。打撃が今回は通りやすかった」


「うんうん!ライズもそう思ったよね!」


 この会話からアポロンの人達は細かい違和感を感じてたのが良く分かる。


「この違和感はなんだ?何が起こっている?」


「サン‥‥なんでさ、この敵は今の状態で襲ってこないの?誰も攻撃をしてないのにね。どう考えても襲ってくる所だよね‥‥さっきまで攻撃してた相手だよ?僕たちは」


「うん?確かにおかしいな。さっき、エインが〈スタンショック〉を与えてから敵は動いてない気がする‥‥」


「気がする。じゃなくて動いてないわよ!バカマスター!」


 リーゼさんがサンに突っ込みをいれた。


「おおう‥‥そこまで言うなよ‥‥」


 サンが落ち込んでいると敵スライムのいる方向とは別の所から魔法が飛んできた。〈ファイアアロー〉かな?


「魔法!?」


 エインさんは驚きながらもしっかりと魔法を弾いてくれた。その後、遠くから声が聞こえてきた。


「いいね!いいよー!君たち!」


「誰だ!?」


「うんうん。威勢が良いね~評価高いよ?サン君だっけ?」


「何故、俺の名前を知ってる?」


「それは簡単な話だよ?君たちの戦闘をずーっと見てたからさ!」


「なんだと?」


「いや~君たちなかなか強いねぇ~!この私が作り上げたスライムにここまでダメージを与えるなんてさ!称賛に値する。でも、おかしいんだよね~なかなか強くしてたはずなんだけどね?君たちが来た辺りから急に動きが鈍くなっちゃったんだよね~」


「なに?どう言う事だ?」


「君たちの中に高位の悪魔か精霊に会った事のあるがいるのかな?このスライムには妖精と悪魔を取り込ませて作ったんだけど‥‥悪魔は高位の悪魔の気配に怯えるし、妖精は精霊様~とかいって精霊を敬ってるからねぇ‥‥こいつらに意識は無いはずなんだけど、高位の悪魔か精霊の気配を感じて無意識に弱ったって事かな?それなら納得するんだけどね?」


「どういう事だ?精霊に会った事なんてないし、高位の悪魔なんて戦って勝てる相手じゃないだろう‥‥」


「うんうん。そうだよねぇ‥‥だから不思議なんだけど、まあいいや。魔王様からはここを通さないように魔物を作り上げて置いて置けばいいと言われた。しかし、私の作った魔物が弱った以上もう要らない。だから、お前達がこの場所を通る事は無いぞ。何故なら‥‥この私が!直接!お前ら下等生物を蹂躙してやるからだ!」


「来るぞ!皆!」


______________

種族:魔族 名前:ドクトル

職業:研究者/魔法使い


【称号】

〈マッド〉〈エリアボス〉

______________


 こいつが本当のエリアボスか‥‥魔族とは会った事は無かったけど悪魔と同じように人間に近いんだね。肌が紫色な所以外は。

エア「高位の悪魔‥‥精霊‥‥僕が共闘した悪魔さんは高位だったのかな‥‥?違ったとしたらルナシアの事を言ってるのかも?」


作者からのコメント


 前話を加筆しました。加筆後の前話を読んでくれると今回の話に繋がります。

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