始まりの街へ
12話目です。昨日は頑張り過ぎたので疲れてしまいました。
昨日は見直しをそこそこに投稿してしまったので、今日しっかりと見直して昨日投稿した、本編に気になる点があったので修正を加えました。後書きで真也の心の声にも少し修正を加えたので見て貰えるとうれしいです。
USOの世界についての説明で僕たちがプレイヤーがどういう存在なのか、何をしなくてはいけないのかがある程度分かった。
「あの説明聞く限りユニーク種族って探し求めるものの1つだって事だよね~‥‥」
バレたらもの凄く面倒になりそうだね。とりあえず教えるのはとりあえずは拓哉だけにしとくかな?
《ログイン準備が完了しました。これよりあなたをUSOの世界に転送します》
《最初のログインは始まりの街にある時計台の下からのスタートです。次回のログイン時は最後にログアウトしたところになります》
僕が考え事をしてる時に突如聞こえた機械音声に驚いていると僕の目の前の地面に穴が空いた。
「え?穴?もしかして、この中に飛び込まなくちゃだめなの?」
返事は無い。なので、僕は諦めて飛び込む事を決意した。
「よし、いくぞ!」
そう言って僕は飛び込んだ!飛び込んだ瞬間に意識が暗転してしまった。すぐに目を覚ました僕が目を覚ますと何故か砂浜にいた。
「なんで砂浜!?始まりの街の時計台の下に着くんじゃ無かったの!?」
≪異界人の皆さんへのお知らせです。この世界にユニーク種族が誕生しました≫
!?このアナウンス何なの!?ユニーク種族が誕生したって多分僕の事だよね!?
全員にアナウンスされちゃったら絶対にユニーク種族がどんな人がなったのか気になるから皆が探すよね!?どうしよう‥‥
見つかるのが怖いけど、考えていても仕方ないね。そう結論を出した僕は、とりあえず辺りを見渡した。すると、海があった。そして、別の方向を向いてみると大きな街があった。
「あ、街があった。なんか、僕のログイン地点がおかしい気がするけど‥‥恐らくあれが始まりの街だよね」
とりあえず、僕は見えた街に向かって歩き始めた。
街にはすぐに着いた。大きな門がある。門からは人がどんどん出てくる。恐らくプレイヤーだろう。門の近くに立っている強そうな鎧を着ている人に話しかけた。
「すみません。ここは始まりの街ですか?」
すると、鎧の人は変な物を見るような目で答えた。
「確かに、ここは始まりの街:アンファングだが‥‥君は何者だ?ここは始まりの街ですか?なんて聞いてくる奴に初めて会ったぞ?」
「えーと、僕は異界人と呼ばれるものです。始まりの街にある時計台の下に着くと言われたのですが‥‥何故だか砂浜にいました」
「確かに皆、異界人と呼ばれる者達が始まりの街の時計台の下より現れると言う神託を受けた。しかし、外から来た異界人は初めてだ」
「本当になんで砂浜なんかに居たんでしょうね~僕」
「まあ、いい。基本的に犯罪を犯してない奴ならこの街には誰でも入ることが出来る。来たばかりの異界人なら犯罪を犯してることも無いだろうが一応確認はさせて貰うぞ?」
「え?どうやってですか?」
「簡単だ。街には基本的に犯罪関係の称号を持つ者が入ることの出来ない結界が貼られているのだ。街に入る事が出来たら確認出来る」
結界が何かはよく分からないけどとりあえず犯罪者は入れないって事だよね。凄いな~悪い事をするつもり無いけど。
「なるほど。では、入らせて貰いますね」
そう言って僕は街へと足を踏み入れた。どうやら大丈夫だったようだ。まあ、悪い事なんてしないしね。
「やはり、大丈夫だったな。規則だったので一応確認させて貰った。すまない」
「いえ、大丈夫ですよ。ありがとうございます」
「それは良かった。では。1つ言わせて貰おう。ようこそ!始まりの街へ!」
こうして、色々とあったが始まりの街に入ることが出来た。なので、僕は拓哉を探すついでにこのヨーロッパ風のキレイな街並みを見て回ることに決めた。
真也「始まりの街にある時計台の下からスタートって言ってたよね。なんで、穴に飛び込まされて挙げ句に僕だけ砂浜スタートなの?バグ?まあ、始まりの街近くだったのは良かった。気になったことは始まりの街:アンファングって言ってたことだね。もしかして、他のプレイヤー達は始まりの街って名前だと思ってるのかな?」
作者からのコメント
流石に、二時間程で完成させられるとは思わなかった。かなりキツかった。よく出来たと思う。
あと、近いうちに掲示板回に挑戦してみます。真也をサンと合流させて、真也のプレイヤー名の発表が終わった後かな?