表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Unique Seekers Online   作者: アベル
113/232

サンの頼み:準備編①

 前回の投稿から2週間も経っていた‥‥ごめんなさい。もう1つの作品の投稿頑張ってたら更新忘れてた‥‥

 サンがゲームで僕を頼って来るのは予想外だったなぁ‥‥よっぽど困ってたんだねぇ‥‥よし。手伝ってあげるとしよう。アポロンのメンバーとまた会いたいしね‥‥


「分かった。サンを助けてあげる」


『おお!助かる!今度、飯奢るよ!』


「あはは‥‥期待しないで待ってるよ。それで?どこで待ち合わせするの?」


『あー‥‥考えてなかった』


「えー‥‥」


『と、とりあえず!アポロンのメンバーと相談するから1回切るぞ?5分くらい待ってくれ。そしたら、もう1回繋ぐからさ!』


「分かったよ。じゃあ、5分後ね?了解したよ」


『助かる!またな!』


 サンはそう言って通話を切った。


「5分か‥‥とりあえずヒルダの所に戻ってすぐにでもログアウト出来るようにしておこうかな?夕飯は大体いつも19時前後だから20時頃に待ち合わせなら大丈夫かな?」


 そうと決まれば、即実行だ。僕は近くに誰も居ないのを確認してからエリス錬金屋の鍵を使用してヒルダの所に帰還した。


「あら?おかえりなさい。早かったわね~」


「あ、うん。友達にスライムの森のボスが勝てないから手伝ってくれって頼まれたから準備をしようかなって」


「スライムの森‥‥あぁ。10数年前から唐突にスライムしか出なくなってしまったレウス大森林が変わった名前ね」


「え?そんな名前だったの?レウスってカッコいい名前だったのにスライムの森になっちゃったんだね‥‥」


「ちなみに、レウス大森林の名前の由来は約200年前にレウスって冒険者が見つけた大きな森だからレウス大森林という名前になったみたいね」


「なるほど‥‥シンプルな理由なんだね~」


「土地の名前なんてそんなものよ」


「そうなんだね~」


「ええ」


「あ、1つ聞いて良い?」


「どうぞ?」


「スライムの森のボスの攻略方法って分かったりする?見た目は聞いてないから分からないけど、特徴としては属性攻撃で何回かダメージを与えるとその属性が効かなくなるスライムらしいんだけど‥‥」


「なるほど‥‥その特徴を持ったスライムの事は昔、本で読んだ事がある気がするのだけど‥‥ちょっと思い出せないわね‥‥」


「そっか‥‥ヒルダなら分かるかな?って思って聞いてみたんだけど‥‥仕方ないか‥‥」


「エア。時間はあるかしら?」


「え、うん。一応、もう少しで友達から連絡が来るけど‥‥すぐに手伝いに行く訳じゃないから大丈夫だよ」


「なら、私に少し時間を貰える?ちょっと本を探してみるわ」


「え?うん」


「ありがとう。ちょっと私の部屋で探してくるわ」


「見つかったら嬉しいから頼むよ」


 見つかれば助かるけど、見つからなくても問題はない。弱点とか攻略方法が分かっても負ける可能性は充分にあるからね~


「見つからなかったらごめんなさいね?」


「大丈夫だよ~その時は何回も挑戦して調べるからね」


「何回もって‥‥死んでしまっても生き返ることが出来る異界人だから出来ることね‥‥」


「あはは‥‥そういう事~」


「まあ、いいわ。じゃあ、探してくるわね」


「うん。よろしくね」


 そう言ってヒルダは2階にある自分の部屋に向かっていった。

ヒルダ「う~ん‥‥この家で読んだのは確実なんだけど‥‥本が多くなりすぎてどこら辺にあった本だったかしら‥‥」


作者からのコメント


 すみません、次回はもっと早く更新します!なので応援よろしくお願いします!

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ