拓哉への相談 前半
更新が1週間も開いてしまった‥‥更新頑張らなきゃ!
あと、今回は短めです。
ログアウトする事をヒルダに伝えようとした時に僕は気がついた。住人にログアウトって言葉をガッツリ使ってたけどどう伝わってたのかな?と。
「ねぇ、ヒルダ」
「何かしら?」
「ログアウトって言葉は分かる?さっきから何度もしゃべってたけど‥‥」
「?さっきから貴方は何を言ってるの?元の世界に戻るって言葉は分かる?って‥‥」
もしかして、住人にはログアウトという言葉は元の世界に戻るって言葉に変換されてるの?
「あ、うん。恐らくなんだけど‥‥僕達異界人の言葉で元の世界に戻るって意味を持つ言葉を言ってたからどう聞こえてるのかな?って確認したかっただけなんだよ」
「なるほど。そう言う事だったのね‥‥納得したわ」
「良かった。じゃ、ヒルダ。悪いけど少しの間元の世界に戻ってるくるね。そんなに時間は掛からないと思うけど‥‥」
「分かったわ。戻ったら貴方に雑用係としての初仕事を渡すわね」
「あ、はい。よろしくお願いします」
さて、と。ヒルダにログアウトする事をしっかりと伝えたし、ログアウトしよう。
◇◇◇◇◇
ログアウトを完了して僕は自分の部屋に戻ってきた。今の時間は‥‥午後5時を少し回ったところか‥‥今の時間は拓哉はログアウトしてるのかな?とりあえず電話をしてみよう。
「‥‥」
電話をしてみたが、出ない。まだ、ログイン中なのか寝てるのか。分からないけど、もう一度だけ掛ける。すると‥‥数コールで拓哉は出た。
『ん?どうしたんだ?電話なんか掛けてきて』
「あ、ごめん。もしかして寝てたかな?それだったら起こしちゃって悪いね?」
『いや?まだ、俺はゲーム中だぞ。連絡するのならフレンド通話で問題無いのにわざわざ外から電話してきて‥‥どうしたんだ?』
「あれ?まだ、ゲーム中なの?それなのになんで拓哉は僕からの電話に出れるたの?あと、フレンド通話って何かな?」
『‥‥え?』
「え?」
『あー‥‥そういや、お前は初心者だったな‥‥しかも、ゲームとか電子機器は使ってれば分かるよね?とか考えて説明書を読まなかったり、あんまり調べなかったりするタイプだったのか‥‥』
「ん?電子機器の説明書は読むよ?使い方が分からず壊したら困るじゃない?まあ、ゲームはプレイしてみれば分かるかなって感じで始めたけど。どうしても困ったら拓哉に聞けばいいかなって思ってたから‥‥」
『はぁ‥‥なるほどな‥‥』
「それで、拓哉はなんでゲーム内で電話に出れたの?」
『ゲーム内で設定出来るんだよ。緊急時にゲームやってて電話に出れないって事が無いようにな。登録してるのはお前と家族だけだがな』
「そっかー‥‥なるほどね。ゲームに戻ったら設定してみるよ」
『ああ。そうしろ』
「ねぇ、フレンド通話についても聞いて良いかな?」
『良いぞ?フレンド通話はフレンドと通話出来る機能だ。フレンドリストを開いて名前に触れれば、メールするか通話するかを選択出来るぞ』
「なるほど。ありがとう」
『全く問題無い。今は1人だったからな!で?』
「ん?」
『お前が俺に電話を掛けてきた理由は?』
「あ‥‥忘れてた」
情報クランについて相談しようとしてたらフレンド通話とかの話になっちゃった‥‥
サン「そういや、真也からの電話って案外珍しいな?用事は何だろうか‥‥」
作者からのコメント
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