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Unique Seekers Online   作者: アベル
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ナビ妖精達の名前を付けよう!中編

 はい。今回でナビ妖精達の名前付けを終わらせるつもりだったのに終わりませんでした。最近、元々の想定内に収まらない‥‥これがキャラが勝手に動くと呼ばれる現象‥‥?

 サフィが居なくなってから運営さんは僕に話し掛けてきた。


「いや~エア君。意外とあっさりと名前を考えてくれて助かったよ~今はまだあの子達も忙しいからね~すぐ呼ばれちゃうんだよね~ま、第2陣の参入の時からはあの子達は自由にUSOの世界で過ごして貰うつもりだからね。だから、ナビ妖精に会えるのは第1陣だけって事。次からは、運営の誰かの声を録音してそれを機械音声っぽくして流すから大丈夫~」


「えーと‥‥それって大丈夫なんですか?」


「問題無いよ~第2陣が入って来る前にアップデートをする。そして、運営からのお知らせでナビ妖精達はアップデート後からただの妖精としてUSOの世界に住む事になりますって言っちゃうからね!」


 その事を僕に伝える事が既に問題では?と思ったがもっと情報が欲しいから黙っておく事にしよう。


「そうなんですか‥‥」


「うんうん。ナビ妖精達はただの妖精になるけどナビ妖精だった時の記憶はそのままにするよ。意地でも。上が消せって言っても何とか言いくるめるからね!」


「そうですか‥‥頑張って下さい!」


 アーシェやサフィ達に会った時に僕と会った時の事を忘れられてたら悲しいからね~嬉しい話だ。


「うん。ありがとう。頑張るよ!じゃ、そろそろ次の子を呼ぶからね!」


 僕は、急に呼ぶんだなぁ‥‥と思いつつも返事をする。


「はい。分かりました」


「じゃ、呼ぶね~!」


 なんか、運営さんのテンションが高くなってない?何故だ。そして、そんな事を考えてる間にまた、緑色の魔法陣が出現した。やっぱり運営さんの趣味か魔法陣。


「おとーさん?何で私を呼んだの~?」


 魔法陣から呼び出されて来た子はやはり、顔はアーシェとそっくりだが緑色の髪をツインテールにしていて真っ赤な瞳だ。あんな感じの赤色を深紅とか言うのかな?分からないけどね。


「こら、お父さんはやめてくれって言っただろ?私は独身だ~!あ、なんか悲しくなってきた‥‥」


「ねぇ、おとーさんはなんで私を呼んだの?」


「はぁ‥‥やっぱりやめてくれないのね‥‥えーとだな‥‥君を呼んだ理由は名前を付け「じゃ、帰るね~」」


「待って!帰らないで!?」


「えー‥‥?」


 緑髪のナビ妖精ちゃんは物凄く不満そうな顔をしている。


「すまない、言葉が足りなかった。ここに居るエア君が名前を考えてくれるんだ」


「え?あ。居たんだね~こんにちは~」


 気が付かれてなかった!?僕ってそんなに影薄い!?


「あ、うん。こんにちは」


「君がもしかしてあの子にアーシェって名前を贈った人?」


「うん。そうだね。」


「そっか~じゃ、名前付けヨロシク~髪が緑だからリョクとかそんな名前を付けないでね?」


 え~と‥‥凄く軽いなぁ‥‥自分が名乗るようになる名前だよ‥‥?まあ、頑張るけどね。


「流石にそれは無いけどね‥‥」


「あはは~ソウダネ~」


 あ、運営さんの目が遠くを見ている。あぁ(察し)


 運営さんを放置して考えよう‥‥ん~‥‥髪が緑だから翠と書いてスイとか?いやいや、流石に安直すぎるね。目の色が深紅?だから紅と書いてクレナイ?なんか、違うなぁ‥‥もみじ?いや、いっそ漢字での読み方を変えてクレハ?それとも‥‥緑色の髪から宝石のヒスイかな?少し安直?まあ、選んで貰った方がいいかな?


「えーと‥‥2つ考えたからどっちか選んでくれる?」


「分かりました~」


「うん、1つ目はクレハだよ。これはもみじを漢字にして読み方を変えてみたんだ。2つ目はちょっと安直かな?って思ったけど緑色の髪から連想して宝石のヒスイから。どっちがいいかな?」


「え‥‥じゃあ‥‥ヒスイがいいかな~?宝石から取ったって言われたのが少し嬉しかったんだ~この緑色の髪好きだから‥‥」


「そっか。じゃあ、次からヒスイって呼ぶね!」


「うん‥‥私はヒスイ~」


 うん。気に入って貰えて良かったよ。


「うん。良かった良かった!ヒスイ~良い名前だね」


 運営さんも嬉しそうだ。


「おと-さん。エアさんに会わせてくれた事だけは感謝するよ~じゃあ、待機場所に戻ってるね~」


「え?私への感謝それだけ!?」


 なんか、運営さんが騒いでいるが気にせずにヒスイに別れの挨拶をする。さよならではなく‥‥


「ヒスイ~またね!」


 そう言って僕はまたいつか会うとい意思でまたねと挨拶をした。


「うん~エア君。またね~」


 ヒスイもまたねと返事を返してくれてから待機場所?に戻ったようだ。魔法陣は無いが。魔法陣は運営さんの趣味で確定だよね?


「なんか、さ。ナビ妖精達の中で私の立ち位置低くないかな?エア君」


「えっと‥‥聞かれても困ります‥‥」


「はぁ‥‥そうだよねぇ‥‥うん。切り替えて次の子を呼ぼう!」


 これから、運営さんが魔法陣でナビ妖精を呼び出して僕が名前を考えてを繰り返して行った。そして‥‥僕はアーシェから数えてナビ妖精11人の名前を考える事が出来た。


「ふぅ‥‥結構頭使ったなぁ‥‥名前考えるのってこんなに難しいんだね‥‥」


「お疲れ様だよ~エア君。ここまで頑張ってくれてありがとう。皆、喜んでたみたいだしね!そして‥‥次の子が最後だよ~」


 僕は、ナビ妖精名前を考えてる時には疲れを見せないように頑張った。そして、運営さんが次の子で最後だと言って来たので僕は気を引き締め直す事にした。さて、最後の子はどんな感じかな~?


エア「う~ん‥‥こんなに頭を使ったのはいつぶりだろう‥‥夏休み前のテスト以来?あ、そんなに経ってないな‥‥」


作者からのコメント


 前回のタイトルを少し変更しました。あと、最後の方の会話を少し変えました。なんか、違和感を感じたので‥‥

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