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Unique Seekers Online   作者: アベル
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ナビ妖精達の名前を付けよう!前編

 今度は早く更新できました。頑張れば何とかなりますね‥‥

「うーむ‥‥今すぐ来て貰えるのは誰かなぁ‥‥と」


 運営さんは何かのウィンドウを操作している。


「えーと‥‥?」


「あぁ。ごめんごめん。今、ここに来て貰える子を確認してたんだよ」


「なるほど‥‥その操作してるウィンドウで確認してるんですね?」


「そう言う事。おっと?今、アバター作成の手伝いをしていない子は4人か‥‥」


「4人とも来て貰うんですか?」


「いやいや、1人ずつ呼び出して名前を付けて貰うよ~」


「なるほど」


「よし、まず最初に来て貰う子を決めたよ~」


 そう運営さんが言う。すると‥‥水色の魔法陣が出てきてそこからナビ妖精が出てきた。


「マスターなんですか?突然呼び出して。初めてじゃないですか?マスターがナビ妖精の誰かを呼び出すそうとするなんて。他の子の所で何か問題でもありましたか?」


 何となく、ナビ妖精達のまとめ役なんだろうな~って感じの雰囲気だ。髪色は水色で、髪型はポニーテール。そして、瞳の色は紺色をしている。顔はアーシェと同じように見える。もしかしたら、微妙に違うかもだけど僕には区別がつかない。


「うん。私が君を呼び出した理由は、アーシェに名前を付けてくれた子に君達ナビ妖精全員の名前を付けて貰おうと思って呼んだんだ」


「なるほど‥‥アーシェの‥‥確かにあの名前をあの子は凄く喜んでいましたね‥‥ネーミングセンスは悪くないと思いますね。少なくとも、私に青子とかアオアオとか変な名前を付けようとした人よりはましです」


 えーと‥‥なんとも言えない名前だね‥‥コメントが思い付かない。


「うん。実は、私もそんな感じの名前を君に付けようとしてた時があったけど‥‥仲間にこの名前は無い。可哀想だと言われてしまんだ‥‥」


「はぁ‥‥マスターってネーミングセンス無いですもんね‥‥今はアーシェという名前を貰ったあの子には銀子とか名前を付けようとしてましたからね‥‥銀髪だからって。その名前を聞いた時のあの子の無表情は忘れられません‥‥」


「ぐふっ!」


 アーシェ‥‥銀子という名前を付けられそうになってたのか‥‥


「それで?マスター?こちらの方は?プレイヤーの方ですよね?」


「あ、えっと‥‥僕はエアと言います。僕がアーシェの名前を考えました」


「あなたがアーシェの名前を考えた‥‥?そして、私達ナビ妖精の名前を考えてくれる人?」


「あ、はい。考えてくれとあなたのマスターさんに依頼されました」


「そう。よろしくお願いしますね?期待してますよ?エアさん」


「はい。では、少し考えるので待っててくださいね‥‥」


 んー‥‥水色の髪に紺色の瞳‥‥水色のを英語に直すとアイスブル-?いや‥‥でもそれじゃ微妙だからアイス?けど、冷たいイメージになりそうだから‥‥宝石とかから取ってみる?‥‥ん~水色の髪紺色で青っぽい組み合わせだから青い宝石と言えばサファイア?悪くなさそうだけど、なんとなくそのままだと安易かなぁ‥‥サファイアからイアを取ってサファ?そこからアをイに変えてサフィとか?サフィ。うん。それなら名前として良さそうな感じになったかな?


「どうですか?何か思い付きましたか?」


「一応?気に入るかは分からないですけどサフィという名前を考えました」


「サフィ‥‥?サフィ‥‥悪く、無いですね‥‥」


「おお~!良い感じじゃないか!サフィって名前!」


「エアさん。ありがとうございます。私はこれからサフィと名乗らせて貰う事にします」


 運営さんが、良い感じじゃないか!って言ってたのにサフィはスルーしたようだ。


「あ~‥‥良かった。ある程度は気に入って貰えたみたいですね~」


「所でエアさん。何故、私に敬語なのですか?」


「えーと‥‥何となく敬語で話さなきゃダメな雰囲気が出てたからだけど‥‥」


「私からそんな雰囲気が?‥‥確かにナビ妖精の姉妹達からも敬語を使われます‥‥何故でしょうか?」


 なんか、無表情で首を傾げてる姿がなんとなく面白い。


「えっと‥‥雰囲気なので言葉にするのが難しいですね」


「そうですか‥‥マスター。私をエアさんに会わせてくれてありがとうございます」


「いやいや~エア君が快く受けてくれたからだよ」


「いえいえ、アーシェの姉妹だったら喜んで名前を付けますよ?」


「それは嬉しいね。おっと‥‥サフィ。次のアバター作成補助は君の出番みたいだよ~行ってきな~」


「そうですか‥‥本当はもっと話していたいと思うのですが‥‥そろそろ行きますね?エアさん。出来れば次に会う事があったら敬語を無しにしてくださいね。では」


 そう言ってサフィは消えた。今度は何も魔法陣は出なかった。もしや、サフィが来た時に出てきた魔法陣は運営さんの趣味なのかな?

エア「もしかして‥‥運営さんは自分にネーミングセンスが無かったから僕に依頼してきたのかな?」


作者からのコメント


 今回の話は前編としましたが、1、2とかにするかもしれません。予定としては次回で終わらせるつもりですが‥‥分かりませんので。

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― 新着の感想 ―
[一言] 銀子は 無いな……………ww
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