第82話 ヨイチとのデート 六
好きな子にここまでされたら、何もしないわけにはいかないな。俺はヨイチのこともエルフィーと同じくらい愛している。キスしない理由はないな。
俺は、ドキドキしながらヨイチを優しく抱きしめて、唇をあわせた。プルンとしたヨイチの唇は、小さくてかわいらしいな。
そのまま口を開いて、俺は舌をいれた。俺の舌を、ヨイチの舌が優しく受け入れてくれる。俺たちは、そのまま舌を絡めあった。
ああ。このとろけあって一つになったような感覚。なんて気持ちがいいのだろう。そして、この気持ちが通じあっているような一体感。お互いの愛を確認しあう幸せ。ずっとずっとこうしていたいな。
俺たちは、気持ちが通じ合った喜びをお互いに感じあいながら、時間を忘れて幸せなキスを続けていた。
「……ゴホン、お客様。降りていただいてよろしいでしょうか?」
キャストさんに注意されて、降車地点についていたことに気づいた。
俺たちは、キャストさんに謝りながら、慌てて降車した。
「ごめんね。ヨイチのあんなところを他人に見させてしまって。やっぱり、女の子は、男以上に恥ずかしいだろう?」
「うーん、まあ、そうだね。だけど、今は昇君と気持ちが通じ合えたことがとっても嬉しいから、そんなことはどうでもいいって感じかな」
そう言って、ヨイチはとびっきりかわいい笑顔を俺に見せてくれた。
俺は、思わずヨイチを抱きしめた。ああ、俺はなんて幸せ者なんだろう。
――グゥーッ
ヨイチと数分抱き合っている最中、俺の腹の虫が鳴った。おっと、そろそろ昼飯の時間か。こういう場所では、味を期待するのも無理があるな。
味よりも、ゆっくりとできるかどうかを重視したいな。とはいえ、ヨイチがどうしたいかを優先させたいから、ヨイチに決めてもらうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
11月12日、土曜日の午前0時前後に、エッセイを投稿しようと思っています。
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皆様にご協力していただければ、とても助かります。もちろん、無理にとはいいません。
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皆様のおかげで、ブックマーク登録が100件を超えました。ありがとうございます。とても嬉しいです。
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それぞれ、0点から100点で評価していただきたいです。
自分が何を得意として、武器にできるのか、皆様の客観的な視点を通して知りたいのです。
ご協力、よろしくお願いします。
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戦闘描写 50点
恋愛描写 50点
お色気描写 50点
日常描写 50点
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グルメ描写 50点
その他の描写 50点
今後もよろしくお願いいたします。




