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光と闇 地上の危機
「ミライぃ・・・うえーーん!」
ミライの腹に抱きしめながら泣いている。
「お・・・おい!泣くな!・・・」
だが止まらない。
しっかたねえーなぁ・・・
プルルル・・・・プルルル・・・
「兄貴!できましたよ!!」
「フフフ・・・出来たか、始めろ!!」
何が始まるんだ?宴か?
「そんなわけあるか!・・・ったく、何で今の人間はこうなんだ!駄目だな!!そんな勇気は!!」
ミライは壁の方に行った。
「はぁ・・・俺はやっぱり死んだ方がいいな・・・」
「ミライはすねるとすぐこうなるんです。」
「泣きやんだのですね・・・待ってください!私達が見えるんですか!?」
「?見えますよ?」
そう言った瞬間、
フューーン!!バーーーン!!!
「何だ!?」
「わからんのか?人間ども。今は我々たちが地上を荒らしてやってあげてるのだ・・・フフフ・・・まぁ止められないと思うがな・・・フフフ・・・フハハハハハ!」
な・・・何だと!?




