妙齢の女性
スーパー銭湯でのトラブル集
とわ子は、とあるスーパー銭湯で働く女性だ。
今日もお客様の為、身を粉にして働いている。
よくある、お客様のトラブルで、ロッカーの中に荷物を置いたまま鍵もつけっぱなし、開けっ放し、などという事がある。そんな時は、2人の従業員で中身を確認し、鍵を閉めて、その鍵をお預かりして、ロッカーの鍵が無いと言ってくるお客様と、その中身を教えてもらい、開けて、合っていればお返しする、と言う手順がある。
そんなロッカーがあったので、2人で中身を確認して黒っぽい鞄がある事を確認して、鍵を閉めた所で、妙齢の女性2人が近くのロッカーを使用していたので、一応声を掛けるかと、お客様もしかして、こちらのロッカーはご使用ではございませんか?と聞いてみた。すると2人はキョトンとした顔で、いいえ、使ってないです。との返答。
失礼致しました、ごゆっくりどうぞと、ロッカーを後にした、暫くすると、先程の妙齢の女性の一人が、風呂場に持ち込んだ緑の手提げが無い!と騒ぎ出した。
そういったシャンプーやリンスの持ち込みの手提げ等を置く場所を見回ったものの、緑の手提げは無く、しかし、もしかして…と先程荷物があるまま閉めたロッカーの鍵を持って、その方に中身を見て貰ったら、ああ!これよ私の緑の手提げ!と曰われた。
そこには濃い緑の手提げ鞄があったのだ。
いや、最初聞きましたよね?!とは思ったものの、良かったです〜!と営業スマイルで鍵をお渡しした。
年は取ってもボケたく無いな…そんなふうにとわ子は思いました。
この話はフィクションです。




