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闇に呑まれて

作者: 檸檬

週末になればいつも夕焼けは血の海のようにみえ


その中で言葉を染めてゆく日々となり


土に還るその時を想う長い冬の日々が思い出された


なんの意味も持たない なんの意味もない


きっとあなたは見間違えたんだと言う


砂漠の花 幻想の海風 


いつか吹いてほしいだけの叫び


誓いは木の葉のようにひっくり返り


どこまでも、カラカラと木枯らしが吹く


冬がやってくる 冬がやってくる


僕はね 秋も、冬も大好きさ


葉っぱも花も大好きさ 


土の中で解けたら、いつの日かまた会えるといいな



















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