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ghost actor  作者: aqri
無色透明
1/59

1 手記

あらすじにも書きましたが「八月の紫陽花」続編となります。

世の中透明感があるっていう表現があるけど嘘だと思う。具体的に透明感があるってどういうことって聞いてみると説明できない人がほとんどだ。透き通っている、みずみずしさがある、すっきりしていて気分が良い、そんな感じだろう。


透明であることの失望感と危機感は、本当に無色透明なやつじゃないとわからないものだ。比喩表現で軽々しく透明感があるなんて使わないでほしい。化粧なんて特にそうだ、顔に絵の具のようなものを塗りたくっておいて透明感があるってなんだよ、意味がわからない。


べたべたべたべた、化粧、服、髪の色、アクセサリー、カバン、靴。いろんな色を自分に塗りたくってごちゃごちゃとよくわからない存在になっているのに、透明感があるっていうのを褒め言葉として使っている。


何なんだろうな、やめて欲しい。腹の底から苛つく。


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