第52話 冒険者の嘆き
服屋に着き、ルーナに似合いそうなものを数着購入してあげた。
「あ、ありがとうございます。ご主人様」
「ああ。いいって別に」
さてと、これからどうするかな。
とりあえず冒険者ギルドで適当にクエストでも見て来るか。
俺たち二人は冒険者ギルドに赴き、何かいいクエストがないか確認している時だった。
ギルドの酒場で酒を飲みながら会話している男の声が聞こえてくる。
「おい、聞いたか?レーゼンバニアある迷宮が攻略されて、そこから天剣がでたらしいぜ。噂によると、攻略したのはあの天剣狩りだそうだ!」
「マジかよ! そうだとすればこれで4本目か?大貴族でもそうそう手に入らない天剣を個人で何本も所有するなんてバケモノかよ……」
「おい、お前ら。そんな遠い国の話している場合じゃないだろ……。今沼地エリアのクエスト受注不可になっているんだぞ」
男二人が話している所に、別の男が会話に割り込んでくる。
「は? なんでだよ!? あそこは瘴気も少なくて奥に行かなければ強い魔物もいないし、いい狩場になるんだぞ!」
「どうも魔物同士で縄張り争いの真最中みたいだ。巻き込まれる可能性があるから立ち入り禁止だとよ」
「おいおい、まじかよ!じゃあ俺はどこで魔物狩ればいいんだよ!」
そんな男たちのボヤキが聞こえてくる。
沼地で魔物同士の縄張り争いだと?沼地と言えば俺のスケルトン達がいる場所だ。
そういえば召喚して放置したままだったな。
元気にしているのかな?縄張り争いに巻き込まれていないといいが。
俺が掲示板を見ている最中、アイザックが手をこすり合わせながら此方に近づいてくる。
なんか嫌な予感がする……。
アイザックがこの動作をしながら近づいてくるということは大抵厄介事だ。
「これはこれは、フィンゼル坊ちゃま。ようこそいらっしゃいました」
「うん。 前置きはいいや。要件は?」
「おお! 話が早くて助かります! 今やフィンゼル様と親衛隊は冒険者ギルドアバディン支部唯一のAランク冒険者! あなた方にしか頼めないクエストがあるのです。ささ、此方にお茶を用意しましたので」
そういって俺たちはギルドの客室に通された。
くっそ短くてすみません。次回はちゃんと投稿します
明日も休みなので多めに投稿するかもしれません
今日は、PVを見ながら投稿するか決めたいと思います




