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妄想論

なろうときららの色

作者: とびうお君

 のうきんでもやもやしてる部分が分かってきた。それはのうきん個別作品以上の物があるのでこっちで書く。私が書いてるライトのベルSが持つライトとなろうのファンタジーにおけるライトは違うと書いてきた。ファンタジーはノーストレスなんてレベルに無くて、特に漫画には良くあるレベルの物しか無い。


 読者が煩いけど?上位の作品はそんなの無視してる作品も多数ある。だからなろう作品はこれぞって峻別は出来ない。だがその代わり平均的にはなんとなくなろうには色がある。ただその色の正確な分析が重要じゃない。例外的な上位もそれに引きづられている。その色の方向性みたいなもの。


 例えばアカとオレンジがある上位や外にある漫画ラノベはオレンジでなろうはそれがより純粋になった赤になる。それでも同様にノーストレスって点で神経質な作品のきらら系アニメに較べたら色が違うんだ。あれは青と赤ぐりの色の方向性の違いがある。何故それが生まれるのか?でファンタジーにすべて答えがある。


 ファンタジーがモッテル世界観が好きなので多少の不快さは許容できるからになる。何度も書くけどストレス展開が嫌なんじゃなくて、ストレス展開のありきたりな茶番が苦痛だからだ。他人の興味の無いガキのお遊戯を見てると思えば良い。同じものなら愉快で楽しいものならまだ楽しめるんだ。


 実際ストレス展開が苦手はあると思う。ただそれと密接に茶番ゆえに苦痛だというのがある。ストレス展開自体の苦痛さは茶番が和らぐと耐えられるんだ。引きこまれて無いストレス展開は、そのままストレスがストレスとして感じてしまう。物語として引きこまれるストレス展開は面白さになる。ただそのケースが滅多に無いからこれほどノーストレスが叫ばれる。


 ノーストレスが中年が多すぎるのが何故か?考えてみると良く分かる。中年は保守的になりやすいので、それが茶番に対する外れ感と結びつきやすい。ストレス耐性の無さだけなら若者の方がありそうだが大体中年層が苦手とするんだ。以前書いた過度なストレスによるものじゃないのか?ならそれも同じなんだ。結局は、耐えられないストレス展開は茶番だから生じるんだ。


 そこでファンタジーに対する好みは面白さと直結するからになる。面白いって言葉と好きを分けようとする人が多いが、それは狭義の面白さは展開の刺激が多い。だが広義の面白さは大体の人はただ快だったと単純な結果をシンプルに面白いと言ってる人が大半なんだ。馬鹿なのか?と言うと、漫画アニメにおいてはそうしないと統一した価値基準を作れないからになる。


 ある作品は感動した、ある作品は笑えたとなると、どっちが良かったのか?と答えられない。特に問題は泣けて笑えたとか数多くの作品である。そういう場合こまるんだ。だからすべてを統括した感情が必要になる。漫画アニメの基本の面白かったはそれによって拡張されて広義の意味となる。


 ファンタジー世界の好意は面白さに直結する。それによって茶番への不快は軽減される。現代ものなら見てられないがファンタジーならみてられるとなる。それらはリアリズムのズレへの軽減だけじゃない。根本に好きで見てる能動性が軽減させる。当然なろうを否定的に見るアニメ視聴者側にこの上乗せ好意は期待できない。そこもなろうが受けない重要なポイントになる。


 ただし何度も書いてるが、なろうが受けないのはネットでメッセージを発信する人に多くて、ただ単純に見てる人ってのは異世界物かなり見ている。ただ見てるだけで評価は低いだろ?ただこれ曲者で、じゃ何故減っていかないのか?があるんだ。実はこれこそがなろうの強みなんだ。大して面白くないが、最初から避けようってのが実はそれほど多くないんだ。


 それはなろう読者も感じてると思うんだ。評価自体は高くないが、最初から避けようとは思わないって微妙なポイントがあるって事になる。これはメッセージとして出てこない。なろうが本当に嫌われてるのか?が分からないのはここがある。だから取りあえず私が書いてるのは、メッセージを発する人達には受けないのは確かなのでそれを書いてる。


 すごい脱線したけど色に戻る。色を上手く分析する事は出来ない。だが参考例なら出せる。ルパン3世に似てないか?と思えてきた。ベースはルパンはクライムもので重めの設定だと思う。でも実際は違うのは分かると思う。その辺りコメディじゃないけど、会話の中でこまめなユーモアなどが多いと思う。


 あの軽さはなろうに似てるんだ。コメディじゃないけど、やりとりなどのユーモアが軽さに繋がってる。例えばルパンがコメディじゃないのが分かるのは、根本からコメディとして作ったアニメ版なら時折あるコメディ回のようなものがあるから。結局スレイヤーズやゼロ魔に繋がっていくのかな?と思う部分がある。コメディではないが、シリアスと較べるとコメディと言いたくなるものがある。その色の正体は何なのか?当たり前すぎて見逃してるがここを無視するとかなり不味い。


 のうきんで、シリアスなんていらないとあるが、なろうにおけるシリアス批判とは全く違う。笑いを目的としてコメディとしてきちんと作ってないと、大半のなろう作品はこういったルパンなどに遡れる漫画アニメ特有のライトな作りであるのでコメディで埋め尽くせるわけが無いんだ。


 シリアスがいらないって欲求は間違って無い。問題はそれをなろうに求められても意味が無い。ならアニメ化するなよとなってしまう。これをアニメとなろうの媒体の違いに逃げるようではアニメ製作者は間違ってる。このライトなつくりは昔からあってそれはコメディではないんだ。


 便宜上ライトと使ってるが、これを上手く言う方方が無いので色と使ってみたわけだが。その色がコメディでは無いがなろうとは全く違うきららなどになるわけが無いって話になる。アニメ製作者がすべてそれを作るなら原作なんて必要が無いんだ。だからのうきんにおけるシリアスがいらないって意見は意味が無いんだ。


 ただアニメ側でまだ見れただろう原作のシリアスをオリジナル色強くしたらしく、それによって茶番色を強くしてしまったミスは大きいと思うけど。

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