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もし擬人化しても愛兎といえるのか

2.可愛いけど服は着て


突然ウチのピョン助が人化してしまいました。

もともとは愛兎なので家の中にいることについてはなんとか理解できましたが、どうしても気になる事が…

やっぱりね?彼氏いない歴=生涯の女性にはね?

全裸の男が部屋にあるって抵抗しかねえ!!!

おそるおそる声をかけてみる。

「ピ、ピョン助?さ、さすがに服は着て?」

あ…待って…日本語話せるかな…

すると、ピョン助が口を開けた。

「服?ないっす。」

あ…そういえば私、一人暮らしだった…

「仕方ない…買いに行くか…」

「僕も行っていいですか!」

「ゼッタイダメ!!」


3.人生初の男性へのプレゼントは愛兎でした。


そんなこんなで私は近くのエフキムに男性服を買いに行った。

なんでだろう。いつも自分の服を買いに行ってるのに異様に緊張する。

とりあえず同僚に見つかんないように…

「あれ?成川さん?」

わー…よりによって上司だ…

「どうしたの?男性服を持って、まさか、男?」

一応、この人は上司の阿騨賀 胡桃さん。

阿騨賀さんはまるで男子小学生が友達に好きな人を聞いてる時のような目で私を見てきた。

仕方ない。ここはうまく切り抜けよう。

「コスプレ用です。」

「ほえーーそうなんだ!コスプレがんばってね!」

「はい…」

この後、家に着いてから最初に私が着た。

そして、

「これ着て。ピョン助。」

「了解。」

結論。クッソかわいい。

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