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この本を書くにあたって

この本を書くにあたって


私は著名人でもなければ、本を書く能力に恵まれてる訳でもありません。

私は大学2年の20歳の時に、ほとんど同時に両親と死に別れました。残ったのは小学5年生の妹だけでした。両親と言う真綿に包まれた生活から、いきなり路頭に迷ってしまいました。

そんな時、ある豆腐屋さんでアルバイトをさせて頂きました。大将、おかみさんは、まるで亡くなった両親の生まれ変わりのような方でした。このご夫婦に出会っていなかったら、世間知らずな兄と妹は生き残れなかったでしょう。

私が大学卒業間近な頃、大将から仕事とは何か?幸せな人生とは何か?

私は大将から、人生の宝物とも言える「5つのレシピ」を授かりました。そのレシピを携え社会に飛び出し、数年後に独立し、アッと言う間に年間数億円を稼ぎ出す会社の経営者になっておりました。

持ち家は2軒、車は外車のスポーツカー、欲しい物は何でも手に入りました。やがて天狗になってしまい、この成功は大将から授かった「レシピ」ではなく、自分の実力なんだと思うようになりました。不思議なもので大将の「レシピ」に足を背けると同時に、判で押したように奈落の底に真っすぐ落ちて行きました。

気がつくと、会社は駄目になり1日6500円の工事現場で働いておりました。それも日払いにしてもらって、やっとの生活でした。

私は天国と地獄を経験しました。だからこそ書く言葉に嘘はありません。誇張もありません。豆腐屋の大将と出会って、40年近く経った現在、紆余曲折を経てマンションの管理員をやっております。

そんな時、ふと思ったのです.

「自分の半生を書いてみよう。書き残しておこう」と、考えたのです。

先程も書きましたが、私は著名人でも文章を紡ぐ能力など持ち合わせておりません。

「実際に天国と地獄を味わった俺だから、俺にしか書けないんだ!」と鼓舞して書き上げました。

勿論、出版社が決まってたり、本になる保障等どこにもありません。でもこれが駄目だったら、自分の人生はなくなってしまうぐらいの気持ちで書き上げました。

これを読んでいただいた方が

「自分にも出来るかも知れない」

と、一歩前に進んでくれたら、こんな嬉しいことはありません。

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