表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

第四話

最近忙しいですね。まったくもう。嫌になっちゃう。

鏡山教室はなかなか陥落しなかった。

はてしない、殴り合い。犠牲。

毛利元就は感じた。


ざわ、ざわ、ざわあ。


これでは消耗が増すだけだ。

周囲は戦意を欠きつつある。

でも、これは蔵田方も同じなんじゃないのか。

だって、これだけ激しい攻撃だもの。


毛利元就は蔵田房信のダチ、湯浅に差し入れをする。

差し入れの内容は、焼き鳥とビール、そして12000ペリカ!


元就

よお、ちょっとお疲れ気味かなと思ってさ。


湯浅

差し入れはありがたいが、何の用だ。

テメエは尼子方だろ?

どの面さげてんだよ?コラ?


元就

おいおい聞いてくれよ。

おれは確かに尼子軍に従っているが、それは仕方なく、形だけ。

オレのハートは大内義興にささげるって決めてんだ。

漢として。


で、提案なんだが?

蔵田房信をヤってくれないか?

蔵田をシマツしたら、俺が尼子方に掛け合って、

鏡山教室の管理をお前に任せる。


でさ、俺はお前を介して大内と復縁するって手はずだ。

どうよ?おいしいだろ?


翌日、湯浅が元就のところへやってきた。

右手には、胸倉をつかまれた蔵田房信。

服はボロボロ、虫の息。


ざわ、ざわざわ。ざわあ。


毛利元就、約束通りヤッチまったぜ☆

これでいいんだろ?

さっさと尼子経久に会わせろ。


経久

湯浅。よくやってくれた。

感謝のしるしとして、蔵田とお前の後輩たちに手出しはしねえ。

で、教室はお前の後輩に託す。

文句ねえな?


湯浅

いや、ちょっと待てよ。テメエ。

まじ、なめてんの?この俺を?

俺が教室の管理をする約束で毛利元就とハナシをつけたんだ。


経久はもっていたバタフライナイフで湯浅を殺した。

眼前!元就の目の前で。恐怖。圧倒的恐怖!


ざわ、ざわざわ。ざわあ。


やつは簡単に仲間を売った。

信用ならねえ。

当然だろ。


毛利元就、お前も大内方とまだ縁があったか。

おまえは、もっとクズ。

殺すにも値しない。チンカス野郎だ。


鏡山教室の決闘は尼子方の勝利に終わった。

次回も激アツだぜ。


継続。


第四話 鏡山教室、決着。


※この作品は作者が気が向いたときに、なんとなく作っているものです。

 更新などは不定期なので悪しからず。


 ブックマークして下さった方、ありがとうございます。

 

 以上、ふーすけ より。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ