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【トリニティ】現在、過去、未来が1つに繋る時、奇跡が……

 ヘリオス達は稲妻を受け気を失っていた。気が付くと、辺りは静けさに包まれていた。アレスは「俺達は死んだのか?」と言った。ヘリオスは「いや、助かったみたいだ」と言った。


 辺りを見回すと一面焼け野原になっていた。アレスは、それを見て「よくこれで助かったな……」と言った。ヘリオスがティアに「大丈夫か?」と声を掛けた。ティアは頭を抱えながら「まだ頭痛がするって事は生きてるのね」と言った。


 ティアが「マレスは? 子供達は無事なの?」と聞いた。ヘリオスは少し黙ってから「孤児院から泣き声が聞こえる、助かったみたいだ」と言った。


 アレスは「もう稲妻は降って来ないのか?」と言って空を見上げた。それに釣られる様に、ヘリオスとティアも空を見上げた。


 すると空にゼウスが映し出された。


 ゼウスは「お前達人類が宇宙を汚した罪は重い、お前達人類を根絶やしにするつもりだったが…… お前達人類が愛を知らなかった神に愛というものを教えたのは興味深い」


 「褒美として、やり直すチャンスをやろう。しかし罰は罰として、お前達から火星と能力とトリニティは没収する」と言った。


 ヘリオスが「神様、火星はどうなったんですか? 生き残った者は?」と聞いた。


 ゼウスが「生き残った者は、これだけだ」と言うと、目の前にセレネとセレネに似た女性と子供達の姿が現れた。


 セレネが「ここは……」と言った。ヘリオス、ティア、アレスの3人は鳳凰から地上へと降ろされた。


 ヘリオスはセレネに「やったんだね!」と言った。セレネはヘリオスを見つけると「助かったのね!」と言って抱きついた。


 それから「でも何故?」とセレネは言った。ヘリオスは「詳しくは後で話すけど、神様が許してくれたんだ」と言った。


 ゼウスは最後に「お前達にプレゼントをやろう」と言うと、焼け野原だった景色が、一面緑溢れる大地へと変わった。そして空高く映し出されたゼウスと鳳凰の姿は忽然と消えていた。


 すると頭を抱えていたティアが「痛くない!」と言った。アレスが「何が痛くないんだ?」と聞いた。ティアは「さっきまで頭が割れる様に痛かったのに、痛みが消えてるの!」と言った。ゼウスは、ティアの能力を消すと同時に、ティアの能力の根源となっていた腫瘍も消したのだった。


 ティアは、思い出したかの様に「マレスは?」と孤児院へと駆け込んだ。


 何故かアレスは、セレネの妹のルナに自分を猛アピールしていた。それを見てヘリオスは「ルナさんびっくりしてるだろ」とアレスに言った。


 アレスは「お前にはセレネさんが居るだろ、マレスにだってティアが居るし……」するとティアに車椅子を押されて孤児院から出て来たマレスが「自分だけ彼女いないのが寂しいのな」と言った。


 アレスは「あぁ寂しいですよ、戦争も終わったことだし、恋愛してみたいじゃん!」と言ってルナの手を握ると「お、俺と友達になってください」と言った。


 それを見ていたヘリオスは「デートしてくれませんか?」とセレネに言った。セレネは涙ぐみ「はい」とうなずくと「ずいぶん時間掛かっちゃいましたね」と言って微笑んだ。



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