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不死王の息子  作者: 日向夏
中学生編 後半
93/141

82 山田母といっしょ

「うふふ、さあ、きれいになるわよ」


 山田母はそのままでも十分かわいらしい笑顔を振りまきながら、受付の前に立つ。


 由紀子が来た場所は総合美容施設というものだった。正直、中学生にはまだ縁がない場所である。

美容室やネイルサロンはもちろん、スパや化粧品販売コーナー、エステに撮影スタジオまである。山田兄のつとめている会社が経営している施設だという。


 都内の一等地にビルひとつ使ってこんなものが建つのだから、世の中どんなに不景気でも美を追い求める心は尽きないものらしい。


 今もなお、香水の匂いをふりまきながらおねえさんたちが中に入っていく。ブランドに包まれた姿をさらに磨くらしい。


「では、僕たちは別行動しますので」


 山田兄はそう言いながらも目線は周りの女性たちに向いている。接客アドバイザーが新人らしく、濃いめのチークと無駄に強調したマスカラが気に食わないようだ。


 由紀子たちに頭を下げると、速足でそちらへと向かう。まったく仕事熱心なことである。


「僕も行きたいんだけど」


 山田少年が訴えかけるように由紀子たちを見るが、恭太郎に襟首をつかまれる。


「おめーはこっちだ、我慢しろ」


 男性陣はパーティの前に会社のお偉いさんと会うことになっている。いわば今日のパーティの主役は山田父ともいえる、なにせなくてはならない原材料なのだから。


「フジくん、ここはメンズエステないのよ」


 山田母は自分の身長をとうにこえた息子の頭をなでる。親子というより姉弟である。下手すれば、山田少年のほうが兄に見えるかもしれない。


「ママ。もっときれいになるのを楽しみにしているよ」


 山田父は歯が浮く台詞を吐き、山田母は、


「やだー、パパったら」


 と、山田父の後頭部をはたくが、ちょうどハンドバッグの金具に当たり、こけて床に顔をぶつけるのは言うまでもない。

 恭太郎が山田父をおこして床が汚れていないことを確認する。


「兄貴ー、今日は何着替えを用意してるんだー?」


 新人アドバイザーに代わり、刷毛をふるいメーキャップしている山田兄に恭太郎は言った。


「手もとには三着、ホテルには五着用意している。まだ、着替えさせるな。足りなくなるぞ」

「りょーかーい」


 何のことかといえば、山田父の服のことだろう。八着着替えを用意していて足りなくなるかもしれない算段、それが山田父クオリティーである。


(グッドラック)


 由紀子は小さく親指を立てて山田兄を見る。兄よ、仕事熱心なのもよいが、ちゃんと山田父を見ておれ、と思いながら。


「じゃあ行ってくるわねー」


 山田母に連れられて由紀子はビルの奥へと入って行った。






(身体がふやけちゃうな)


 山田母の選んだコースはお風呂から始まり、サウナ、垢すり、全身マッサージにフェイシャルエステ、ヘアコーディネートに加えてメイクもやってくれるという至れり尽くせりのものである。

 

 現在サウナ中の由紀子は、全身汗だくになっている。先ほどまで、薬草をブレンドしたスチームで身体を蒸していたのに、さらにサウナに入るのだ。水分補給を繰り返さなければ干からびてしまいそうになる。


「たくさん身体の悪いものだしてすっきりしましょう」


 山田母はどこからその元気がでているのか不思議である。ペットボトルの水をごくごく飲んでいる。こういう場所が初めてである由紀子に比べて慣れたもので、おそらく山田姉とたまに来ているのだろう。


 山田母は絶え間なくおしゃべりを続ける。


「由紀子ちゃんが来てくれてよかったわ。一人じゃこういう場所来る気にならないのよね」


 山田母のお相手が由紀子の仕事らしい。

 たしかに、山田母がいなければ山田父の騒動も半分以下に減ることだろう。単品であれば、山田母にそれほど害はない。

 逆を言えば、山田母が害を与えるのは山田父だけということになる。


 山田母のおしゃべりの中で、少なくとも山田父が五回は死んでいるような気がする。他の家族にはまったく被害がないところを見ると、知らないところで山田父は山田母になにかやらかしているんじゃないかと勘繰ってしまう。


 由紀子は、サウナからでてシャワーで汗を流すと、温い湯につかる。


 山田母もほっこりとした顔でお湯につかる。気持ちよくなったせいか、鼻歌を歌いはじめる。

 いや、鼻歌ではなく不明瞭だが歌詞が聞き取れる。


(なんか聞いたことあるなあ)


 曲調は昔の童謡のようであるが、歌詞は日本語だけど日本語じゃないようなものだ。


(ああ、あれか)


 詠み人知らず、だったろうか。短歌にリズムをつけて歌っている。


 由紀子にとって短歌とは歌ではなく詩に近いものだが、山田母にとっては歌なのだろう。昔の人はこうやって歌っていたのか、それとも山田母のオリジナルなのかよくわからない。でも、なんとなく聞き入ってしまった。


 ふと、いくら若く見えても千年生きた個体なのだなあ、と思ってしまった。






「うわっ、わっ、わっ!」

「うふふ、動いちゃだめよ。ちゃんとしっかり削ってもらいましょ」


 山田母は余裕顔でごしごしと全身を削られている。由紀子も同じだが、素肌を他人に触れられるのには慣れていないため、どうにも慌ててしまう。しかも、タオルで他の場所は隠されているとはいえ、きわどい部分も削っていくのだから、エステ初心者の由紀子にとってはけっこう難関だった。


(消しゴムのカスみたいだ)


 自分の老廃物がぽろぽろと落ちるさまを見てそのように思った。こんなにたくさん垢が溜まっていたと考えるとさらに恥ずかしくなってくる。


(毎日、お風呂にはいってるのに)


 老廃物の他に精神的な何かも削られたあとは、シャワーにかかり、今度はオイルマッサージである。


 今度は、恥ずかしさよりもくすぐったさが上回った。

 不死者になって触覚は鈍くなったが、まったくなくなったわけじゃないのだ。


「ふふ、くくっ。ふふふふ」


 由紀子が笑いをこらえきらずに漏らす様子を見て、山田母は、


「由紀子ちゃんは大人っぽいけど、まだまだ子どもで安心したわー」


 と、気持ちよさそうにとろんとした目で言った。マッサージで気持ち良くなって眠りかけている。


(これが気持ちいいの?)


 だめだ、笑ってしまう。

 祖父はお灸が気持ちいいとか、ビールがうまくなったら大人だと言っていたがそれと同じようなものだろうか。


 大人になれば味覚も変わるので、皮膚感覚も変わってくるのかもしれない。


 マッサージが終われば、ようやく着替えである。夕方からホテルでパーティがあり、夜まで続くので今日は同じホテルに泊まるのだ。


 春色のワンピースに髪飾りはまだつけない。靴はワンピースに合うデザインを持っていたのでそれを持ってきた。ちょっと踵の高い背伸びしたデザインである。山田兄にワンピースに合うか聞いてみてなにも言われなかったのでいいのだろう。ただ、あとからまったく合わない靴を用意していれば、と後悔した。


(山田兄ならその場でプレゼントしてくれたかもしれない)


 完全にたかり癖のついた由紀子である。山田兄はファッションに関しては、金に糸目をつけないのだ。


 着替えた後、山田母とは別のブースに案内される。中にはスタイリストが二人いて、メモとラフスケッチを見ながら由紀子の頭をいじる。山田兄の指示らしく、髪はふんわりと巻かれ横に流し、前髪をつくって髪飾りをつける。


 同時進行で、足と手はぬるま湯に付けられ、ふやかしたところで甘皮を取る作業に入る。


 プレゼントに貰った髪飾りであるが、想像以上にお高いものだったらしくスタイリストが羨ましがっていた。

 一つ一つ手作りの有名ブランド物らしく、花と葉っぱを複雑にデザインしたそれはそれなりのパソコンが一台くるお値段だという。


(桁が二つほど違いません?)


 普段、均一品のアクセサリーしか買わない由紀子には信じられない話だ。

 世の中、金を持っているやつは持っているものだ。


 髪のセットが終わると、スタイリストが由紀子の顔にクリームを塗っていく。眉や産毛の処理は、フェイシャルマッサージの際に済ませてある。

 顔色をよくするためだろうか、緑色のクリームをさらに塗り、軽くリキッドファンデーションをつけていく。


 厚塗りというほどではないが何度も重ねていくと顔色は変わっていくものだ。刷毛でパウダーをはたかれ、目にはほんの少しラインを入れる。眉もちょっと眉尻を強くする程度であるが印象は強くなる。


「ちょっとだけラメ入れますね」


 ラメ入りのパウダーのついた指が目蓋と頬を撫でる。

 コットンを目の下に当てて、マスカラをつけ、リップをつけると完成したようだ。

 

 指先、つま先を見ると薄いピンクのマニキュアペディキュアに、アクセントとしてストーンが付いている。学校に行く際、とらなくてはいけないことを考えると勿体なく思えてくる。


 由紀子が全身を見るために姿見の前に行こうとすると、スタイリストが制止する。


「仕上げが残ってますよ」


 と、差し出したのは可愛らしい小瓶だった。甘いフルーティーな香りがする。

 嗅覚のするどい不死者の鼻にも優しい香りである。


「手首でこすり合わせてください」


 由紀子が手首に付けられた香水を擦り合わせていると、膝の裏と足首にもつけられる。


「ちょっと失礼しますね。香りが薄いので多めにつけておきますね」


 香水を含ませたコットンを首の裏につける。耳の裏も撫でる。


 くすぐったさでまた笑いそうになったところでスタイリストが腕組みをして首を傾げる。

 そして、何か思い出したかのように、ブースの外に出て行った。


 すぐ戻ってくるとその手には、まだ値札のついたアクセサリーが幾つかあった。


「いいの? 勝手に」


 もう一人のスタイリストが眉間にしわを寄せる。


「いいよ。山田先輩のツケにしておくから。あの人、お洒落に妥協したほうが絶対不機嫌になるわよ」

「それもそうね。妙なところで厳しいのよね」

「うん、あと食事とかこだわり過ぎじゃない?」

「あー、わかるわかる。私、オリーブ嫌いなんですけど。物件としては最高なんだけどね、どっかねえ」

「一時期、同性愛疑惑流れたわよね?」

「うんうん、信じちゃったよ。なんとなくそんな感じするよね」


 どうやら二人とも山田兄とは知り合いらしい。こそこそ話しているつもりだが、由紀子には丸聞こえである。


(山田兄、そういう評価なのかあ)


 由紀子はぼんやりと思いながら、持ってこられたアクセサリーをつける。ワンポイントのペンダントにアンクレットとイヤリングだ。


 由紀子は全部つけ終わると鏡の前に立った。


(やばい、くるりって回りたい、回りたい)


 スタイリストのおねえさんたちが感想を聞いてくる。


(はい、最高に素敵なので、ちょっと出て行ってくれませんか)


 うずうずしながら、お礼を述べると二人は仕切りの外に出て行った。


 由紀子はくるりと回ってにっこり笑ってポーズをとると、


「由紀子ちゃんは本当に女の子ねえ」


 さらりとした生地のドレスに、髪をアップにした山田母が朗らかに由紀子の後ろで笑っていた。






「由紀ちゃん、なんか元気ないね。せっかくすっごく可愛いのに」


 スーツを着て、かわいいから完全にかっこいいに成長した山田少年は、由紀子に言ってくる。さりげなく褒め言葉をつけるのは山田家の血筋だろう。


「……うん、少し疲れちゃった」


 由紀子は遠い目をする。

 山田少年がわくわくした顔で、由紀子の前でネクタイを直す真似をするので仕方なく、


「すごく男前だよ」


 と、褒めてあげた。


 ホテルのロビーでは、スーツやドレスを着たハイソなヒトたちがたくさんいる。山田父と兄はその中の何人かに囲まれている。どうにも先ほど着ていたスーツと違う気がする。


「山田くんのお父さん、何回着替えたの?」

「まだ二回目だよ」


 もう二回、ではないらしい。


「熱々のコーヒー被ったのが一回、もう一回はエレベーターに挟まれてそのまま巻き込まれちゃった」

「もうスーツは勿体ないから、Tシャツに短パンでいいんじゃない?」

「それは僕も思うけど、体面ってのは大切らしいよ」


 山田にしてはまともなことを言う。


 山田少年は蝶ネクタイをしたおねえさんからウェルカムドリンクを貰い、由紀子に渡す。


「お酒?」

「ソフトドリンクだよ。お酒は確認してから配ってるけどいる?」

「いや、いいよ」


 ノンアルコールカクテルらしく、オレンジをベースに南国フルーツのような濃厚な味がした。

 大人ばかりかと思ったら、けっこう若いヒトたちも多い。今もドリンクを貰っているのは若い女性だった。


(あれ?)


 由紀子はドリンクを貰う着物の女性に近づいた。さらりとした直毛を肩口で切りそろえられた古風な女性に由紀子は見覚えがあった。


「東雲先輩?」


 去年、高等部を卒業した先輩だった。よく見るとつかず離れずの位置に、目つきの悪いおにいさんが立っている。


「久しぶりだな」


 東雲も少し驚いた様子だったが、清楚な笑いを浮かべる。桜色の振袖は、日本人形のような東雲にとてもよく似合っていた。制服を着ていたら地味に思える容姿が、断然映えて見える。


 その左手には以前あったはずの指輪がなかった。由紀子は薬指と後ろから睨み付ける怖いおにいさんをつい見比べてしまった。


「指輪は今日だけ外しているんだよ。振袖を着て、左薬指に指輪をしていたらおかしいと、祖父に言われたものでな」


 なんだろう、それは。

 なにか別の思惑を感じてしまうが、東雲はまったく気が付いた様子はなく話している。


 山田少年は少し強張った様子で遠巻きに見ている。

 彼とて学習能力はあるらしく、散々な目にあった男のもとには近づかないらしい。

 

 良い傾向だ、昔なら笑いながら近づいてさくっと斬り殺されていたかもしれない。


(総一郎さんっだったっけ?)


 めでたいパーティの席にまで、そんないかついジュラルミンケースを持ってくるのはやめたほうがいい。今すぐロッカーに預けてきたまえ、と言いたくなる。


 総一郎はゆっくりと由紀子と東雲に近づく。目を細めてじっと由紀子を見るので冷や汗がたらりと流れる。


「何もする気はないから安心しろ、とあそこの餓鬼に伝えろ」


(いや、そんなこと言われても)


 銃刀法違反男の言葉に説得力はないが、さすがに目の前の婚約者殿には嫌われたくないだろう。由紀子は山田の手を持って連れてくる。


 どこか緊張した空気が立ち込める中、無自覚天然の東雲だけは楽しそうに話をする。


「父が今回の新薬に期待しているらしく、株主になっているんだ」


 今日はその代りに来ているという。

 

 パーティに来ているのは株主関連が多いらしく、そのほとんどが新薬にかなりの期待を寄せているらしい。


 由紀子はその中である傾向に気が付いた。


 一部の客をのぞいてその多くにはある傾向が見られた。


「ねえ、山田くん」

「なに? 由紀ちゃん」

「お薬ってどんな薬なの?」


 てっきり山田父の不死性を生かした薬と言うので、エイズやガンを治す薬だと思ったのだが。


「うん。ふさふさにするお薬だね」


 客人の多くは前頭部、後頭部または全体が薄くなっているものが多く、中には不毛地帯もいる。

 何が不毛だというのかは口に出す必要もなかろう。


(毛根を甦らすんかい!)


 なんだよ、それ、と由紀子は肩を落とすが、東雲が首を振りながら由紀子を諭す。


「本人たちには重要なことなんだ。理解を示してあげてくれ」

「……そうですね」


 由紀子は空になったグラスを、トレイを持ったおねえさんに返しに行こうとする。

 疲れてうつむきがちに歩いていたためか、前に立っていたヒトにぶつかりそうになった。


「す、すみません」


 由紀子は前に周り、ドリンクがこぼれていないか確かめる。


「大丈夫よ。こぼれてないから。こちらこそごめんなさい。ぼんやり立っていて」


 泣きぼくろが印象に残る美人だった。年の頃は三十代半ばというところだろうか。

 ふんわりと香水の匂いが香る。


(あれ?)


 由紀子は違和感を持ちつつも、頭を下げて、グラスを返して戻った。


「由紀ちゃん、おっちょこちょいだね」

「うん、山田くんに言われたくないよ」


 由紀子は少し不貞腐れながら言った。


「あれは、葛西代議士の娘さんだね」


 東雲は自分の倍近い年齢の女性に『娘さん』と使っていておかしいと思った。


「知ってるんですか?」

「先日、代議士が亡くなられたとき、告別式に出席したので一方的に知っているだけだよ。まあ、下手な女優よりもきれいだから、けっこう有名な人だけどね」


 さすがいいところのお嬢様である。

 現在、何をしているかといえば、家事手伝いということだが、そんじょそこらの家事手伝いとは違うものなのだろう。


(そういえば、すごく綺麗な人だったな)


 由紀子の美的感覚は上のほうにずれてきているな、と思った。無駄に残念な美形がご近所に住んでいるため、きれいな生き物には慣れてしまっている。

 

 まあ、顔よりも常識のほうが大切なのだと毎回思うのだけれど。


「たしか、名前はさくら・・・さんだったかな」

「なんかぴったりな名前ですね」


 どこかはかなげな印象の女性だった。雨が降ればすぐ散ってしまうサクラの花の印象にぴったりだ。ぶつかって怪我させなくてよかったと思う。


 こうして、東雲たちと話しているうちに、ようやくホールが開かれた。


(ああ、お腹すいた)


 中から、シェフ自慢の料理の匂いが流れてくる。

 由紀子は、今日一番の目的となるご飯をいかに効率よく摂取するか考えながら、ホールに入るのだった。


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