ジャスティスケイその4
ドーム1:16区立美術館
ハッ…
シュバネが気付いた。
が、もうジョビジがいない。
どうしたんだ…ジョビジはどこにいる…?
まだ意識が朦朧としている。
そうだ、そういえばスピーダーは…
16区立美術館:入り口
ない…スピーダーがない…
と、そこにドライバーが縛られていた。
「おい、何があった!」
「んん〜んんんんんんんんんんんんん!(んん〜それよりなんとかして!)」
「ああすまん。カッコの解説が無かったらなんと言っていたかわからなかったぞ。」
そしてドライバーから話を聞いた。
「ジョビジさんは、急に美術館から出て、私一人で運転するって言って僕を縛り上げて…そのまま…」
「そういうことか。よし、あっちからスピーダー呼ぶか。」
あっち=議事堂:議員連絡センター
そこには誰もいなかった。全職員がカケラについて集まっていた。
16区立美術館:入り口
そんなことはつゆ知らず、シュバネは諦めかけてタクシーを呼んで議事堂に向かっていた。
宇宙
カケラを運んでいるスピーダーがあるスピーダーと衝突した。明らかにその‘あるスピーダー’がぶつかってきた。
ぶつかってきたスピーダーから通信がきた。
「おいおいお前何ぶつけてんだよぉ〜。こっちは忙しいんだぜ!100万位はらっってくんないかなぁ〜ウルァハーッハハハ!
お〜いいんのか?じゃあこっち入ってくぜ。」
その瞬間、クローンのスピーダーに5人ほどの男が入ってきた。
その男達はアジア系の顔。中国系マフィアの男達だった。
「おい!こいつ縛り上げて金目のもの探せ!」
そうしてマフィア達は金目のものを探し始めた。
「ん?なんだこのケース。なんかお高そうだな。」
こうしてカケラは奪われた。
AD2264.Feb.14