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ジャスティスケイその2
ドーム1:16区立美術館内
「これは…」
「はいそうです。やはりこれはあなたですね。」
シュバネは自分の写っていた写真に動揺していた。
「でも、こんなんじゃない。ニエーバは…」
「そのニエーバさん、名前は確か…ヴァン:ニエーバ、でしたっけ。」
………………
「何故そこまで…もしかしてお前が!」
「ええ。民間に任せろと言われたので…」
「ジョビジ、お前は何をしたいんだ?」
「それは…」
ドーム1:議事堂内
美術館で2人が話している時、ある事件が起こった。
カケラが、無い…
一人の議員が気付いたことで、事態は動いた。
ドーム1:16区立美術館
その知らせはシュバネ達の耳にも届いた。
「はい…はいそうですか。今すぐそちらへ行きます。」
ジョビジに連絡が来た。
「カケラが無くなりました。どうやら泥棒が入ったようですねぇ?」
シュバネはまだ写真を見つめていた。だがその瞳は虚ろになってきている。
ん?これは…
倒れた。
「オスメント、こっちはもう大丈夫だ。あの方に早くカケラを渡せ。」
「了解。」
ジョビジはその場を後にした。
AD2264.Feb.14