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プロローグ
文章力ないんです・・・
ごめんなさいほんとに
ある月が綺麗な夜の事
しんっと静まり返る夜の町はずれに男たちは居た。
普段誰も通らぬような路地のさらに奥、ほとんどお互いの顔も確認出来ぬ程の闇に片方の男が息を飲んだ。
その男が息を飲んだのと同時にもう一人の男が口を開いた。
「アルベルト、これを持って早急に城へ帰れ。」
アルベルトと呼ばれた男は悲鳴にも似た声を上げた。
「お、お待ち下さい!!!!こ、これはなりませぬ!!!私どもがこれを手にしていい訳が・・!!」
アルベルトの訴えを手で制し、また男は口を開いた。
「お前だからこれを託せるんだ。頼むからこれを兄上達などに奪われてはいけない。国王の意思を無駄にしてしまう」
「ならば尚更貴方様がお持ちになるべきだ!!!!!」
「俺が今現在持っている事はあまりにも危険だから。俺は今から身を隠し、そしてすべての準備をする。その間だけでいい。後随一王宮での状態報告も頼むね」
そう言い残すと男はアルベルトに背を向けて歩き出した。
呆然と佇むアルベルトの手には艶やかに輝く黒色と白銀のカフスが握られていた・・・・・・