表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/67

しゃくでば! 隠密機動部隊(笑)

「そうしゃく!

 シエラの暴力をやめさせるかつ僕のしもべにさせる方法を思いついたしゃく!

 しゃくふふふぅ~~~。

 シエラの部屋に侵入して奴の弱みを握ってやるしゃくぅ~~(←エロ同人誌の見すぎ)」


……はじまったか。


   ・

   ・

   ・


PLL PLL


「こちら美鶴しゃく!

 出刃先輩、聞えてるしゃく?」


「あぁ、ばっちりでっぱ!

 そっちの状況は常にこっちの世界地図でマークしてるから大丈夫でっぱ!」


「よ~し、早速侵入しゃくぅ~☆」


そろりそろりとドアを開ける美鶴。

バイオかよ、こえぇよ。


「お前のやることは一つ。

 その部屋から某最終兵器シエラ・F・Dの弱みを握ることでっぱ。

 まず左スティックで移動、それから――」


ゲームかよ。


「ふむふむ、なるほどしゃく~♪」


うなずいている場合かよ。

後ろ、後ろ!


「貴様ぁ……

 こんな所で長々と何をしてる……?」


ラスボス出てきたー!

ゲーム初版なのにラスボス出てきたー!




「!」




「鼠のように逃げおおせるか、この場で死ぬかどちらか選べ侵入者」


シエラの究極の選択!


「しゃぁああぁぁぁぁぁ………」


0.2秒後時間切れにより美鶴死亡。

せめて選ぶ時間ぐらい与えてやれよ……。




つづくかもー




つづきますー




「蒼……僕は疲れたから今日は任せて良いか?」


「はい、分かりました、シエラ姉様」


いつのまにやらそばに立っていた蒼にバトンタッチしたシエラ。

ゆっくり休んでくれよな。


「ちょおま!

 待つしゃくよ!!

 僕はシエラと戦う(?)ために来たのに何で蒼が出て来るしゃくか!?」


首をかしげて考える蒼。

しばらく考えて出した答えは


「大自然の摂理……ですかね」


超不確定的要素じゃねぇか。

でもよかったな美鶴!

ラスボスから一つ繰り下がったぞ!

シエラとあまり大差はないけど!


「あなたの死に場所はココです!

 ココです、ここなんですっ!」


「しゃうぅぅぅぅ!?」


「一瞬で終わります、耐えないほうが身のためですよ……?」


「ひ、ひとまず逃げるしゃくっ……!」


逃げられない……▽


「今死んでください!

 すぐに死んでください!

 骨まで砕けてくださいっ!」


ドズギャ!!ザジュ!!ズガガガガ!!!


あ、屋根……。

屋根壊すなよ……。

穴から見える超空要塞戦艦。

美鶴を見事に射抜く光の矢。


「じゃぁ”ぁあ”あぁ!!

 痛い、痛いじゃぐぅぅうう!!」


「死ぬのか!!」


ズゴッ!


「消えるのか!!」


ガゴギッ!!


「土下座してまで生き延びるのかっ!!

 選んでくださいっ!!!」


「―――――――――ッ!!!」


美鶴は体中に風穴を作って倒れた。

不思議なことに血は出なかった。

これもギャグがなしえる業なのか……。


「き、今日の……あ、蒼……はシ……エラ並に……よ……う……しゃが……な……いしゃ……く」


「どうしたんですか……? 

 シエラ姉様の弱みを握るんじゃなかったんですか……?」


腕を組んでため息を出す、超空要塞戦艦少女――空月・N・蒼。

実際彼女暇してたらしい。

その暇つぶしになると喜んでいたのだが思っていた以上に手ごたえがなかったようだ。


「き、聞いてたしゃくっ!?

 くっならば死んでもらうしかないしゃくっ!!」


どこから取り出したのか美鶴の右腕にはRPGがっ!

噴煙を残して美鶴の痛恨の一撃が蒼へと向かう!


「……邪魔です」


空から降ってきた機銃の赤い矢がRPGの弾頭をぶち抜き爆発させる!

なんだあの命中率。

そして部屋の中がめちゃくちゃだよ、もう!


「うわぁぁもう駄目しゃくっ!!

 せめてレーション(食い物、超まずい)で体力回復を――」


ごそごそとポケットを探る美鶴。


「アイテムなんて使うんじゃないです!!」


あ、阻止された。


「しゃくぅっ!?」


「アイテム使うなんて人間……いや屑の中の屑ですね。

 光波共震機銃発射準備……

 出力320%――目標指定、五秒後に攻撃開始。

 自動追尾装置にセット完了――発射!」


ネメシエルの下部から火を吹いた沢山の機銃が美鶴に突き刺さりまくった。

顎に穴が開く、開く、開く。

見てるこっちが痛い。


「しゃくぅぅぅぅうううう……」




GAME OVER




「美鶴、どうしたでっぱ!?

 応答するでっぱ!!

 美鶴!!美鶴ぅぅぅぅうう………」


   ・

   ・

   ・


「うわぁ、死にたくないしゃくっ!!」


何やってんだ、あいつ。

桐梨の社会の時間に立ち上がるなよ。

授業中だってのに大声で叫びやがって……。


「…………」


生徒全員が美鶴に痛い視線を送る。


「………」


桐梨が美鶴に自分の授業を邪魔された怒りと憎しみの視線を送る。


「あれ……夢だったしゃく……?

 よかったしゃく……」


「よくないな。

 さぁ、これから悪夢の始まりだ」


がっちりと桐梨に腕を掴まれる美鶴。


「しゃくっ!?」


「さぁ、生徒指導室に行こうか……?

 みんなは自習な。

 灼場山は今から……ふふっ……」




しゃぁぁぁぁああぁあああ~~~~~~~






               つづくかもー


改めてあけましておめでとうございます。

今年もどうかよろしくお願い申し上げます。


さて、どうでしょうか、この元ねたお分かりになったお方いらっしゃいますかね?

メタルギアなんですが・・・どうでしょうか?


それでは、よんでいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ