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しゃくでば! 君の顔になにかついてるとってやらない脂でてかっててきもいから

ある日俺はシエラに良いことを教えてやった。

ウィキ○ディアで駄洒落と調べてみろと。

そこで見つけたものが案外面白かったらしく


「明日学校で試す!」


といって笑顔になっていた。

最高の笑顔だった。

マジで最高の笑顔だった。

そして次の日の一年D組。

シエラがつかつかと美鶴につめよった。


「な、何しゃく?

 ぼ、ぼ、僕は何もしてないしゃくよ!?

 女子のスカートもまだめくってないし縦笛に泥をつけたり

 事故を装って胸をもんだり……

 ま、まだそんなことはしてないしゃくよ!?」


「私の縦笛に泥を塗ったのはてめぇだったのかぁ!!」


メイナが切れた。


(しばらくお待ちください)


「ぎゃぁああ!!

 痛いしゃくぅふあぁああああ!!

 あ"あ"ぁぁああああああ!!!」


(しばらくお待ちください(汗))


「この野朗っ!!

 死ね、おら、ボケ!!蛆虫!!」


(重ね重ねお待ちください)


「ひ、ひどいしゃく……」


「もう二度とするなよ、この障害が」


「うぅ……」


(OKです)


「で、シエラは僕に何の用しゃく?

 あ、もしかして奴隷にしてほしいしゃく?

 なら全然いいしゃくよぉ~!!

 あふふしゃくふふふぅふ~~!

 さぁ、さっそく僕をあが……」


「君の顔なんかいもみたい」


!?

ざわ……ざわ……

クラス中に動揺が広がった。


「ぼ、僕の顔を何回も見たいしゃくか!?

 シエラが僕にそんなことを言ってくれるなんて……

 僕は今、人生で最高潮の嬉しさしゃく!!」


「君の顔なんかいもみたい」


「あぁ、心に響くようしゃく~!

 ときめくしゃく~~!

 へッへー、僕はリア充しゃく~!!」


「君の顔なんかいもみたい」


「けへへー

 もっと言って欲しいしゃくよ~~!

 ほれほれ~~~!!」


「君の顔……」


壊れたレコーダーかお前は。

わざと声のトーン変えてないだろ。

ようやくメイナがココで気がついたようだ。


「ねぇ、波音、これって……」


「あぁ、お前の思ってるとおりだ」



~解説~


×「君の顔何回も見たい」


○「君の顔なんか芋みたい」


以上、かなりIQが高い問題でした。

正解者はいるかな?


「な、なぁ、美鶴……

 ちょっと聞くでっぱ」


出刃先輩乙。

真実を伝えてやってくれ。


「何しゃくぅ!?

 非リア充の出刃先輩~?

 僕は今最高の幸せを噛み締めてるんしゃくよ?

 邪魔をしないでほしいしゃくふぅうう~」


きめぇ顔だ。


「くっ……

 た、正しくは君の顔なんか芋みたい……じゃないでっぱ?」


「そ、そんなわけないしゃく!

 さてはねたんでいるんしゃくね!?

 そんな嫌な男だとは思わなかったしゃく!!

 ね、シエラ?」


「出刃君正解だ。

 誰がてめぇのきたねぇ顔を何回も見たがるんだよ、ボケ」


「そ、そんな……しゃく」


絶望の美鶴の背中はなぜか小さく見えた。

あいしゅうがどよどよと漂っている。


「ははっ!さつまいも美鶴ってわけね。

 シエラがそんなこと言うわけナイト思ったよ!」


メイナが美鶴の心をえぐるようにせせら笑う。


「うわぁぁぁんしゃくぅう!!

 シエラの馬鹿しゃくっ!!!!」


美鶴がシエラに殴りかかった!


「僕の必殺技をくらうしゃく!!

 トルネードアゴリアルクロs グゲア"ァ"ーー!!!

 ア"あ"あ"あ"ぁ"あ"あ"あ"あ"ぁ"……」


今日も良い天気だなぁ。

お、カラス。


アホーアホー



つづくかも~



ギリギリギリ………


「言えよ……言ってみろよォ……

 トルネードアゴリアルクロ……何だってぇ?」


「クロ……シュ……マテ……リア……ルガン……」



メキッ!



「あぅぅうううん……しゃくぅ……」






                つづくかも~

あけましておめでとうございます!

本年もこのアホな作品をよろしくお願いします。


ん・・・?

あれ?

明けてない?

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