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しゃくでば! 第一視点

よっ!しゃく。

何を驚いているしゃくかぁ?

いつもは波音視点だからしゃくかぁ?

しゃふふふ。

う゛ぉくは主人公しゃくよ?

う゛ぉくが少し、すこぉーし願うだけで視点なんて簡単に変えれるしゃく。

学校についたしゃく。

教室のドアを今……!


「おっはよろーしゃくっ!」


みんなに大きな声で挨拶をするしゃく。

アイドルはきちんと挨拶をしなきゃならないしゃくからねぇ?


「おーう」


あっ、波音しゃく。

今日もあいからわず眠そうしゃくねぇ。


「おはよ」


シエラしゃく。

素っ気ないのは間違いなく僕に惚れているからしゃく。


「さっさと席に座れー」


あっ、桐梨の野郎が来たしゃく。

怒らせると面倒だからここは素直に従っておくしゃく。

またつまらない話と授業しゃくかぁ?

もううんざりしゃくよぉ。

眠い、寝るしゃく。






おはようしゃく。

顎が邪魔でなかなか机につっぷせなかったせいか寝違いが起こって首が動かないしゃく。


「おい、美鶴。

 飯だぞ」


波音がゆさゆさと僕を揺するっているしゃく。

僕は下を向いて寝ている状態しゃくから波音を見ることができないしゃく。

しかも寝違いで固まっているしゃく。

だぁれか助けるしゃくよ!


「寝てんだって。

 起こすな、ほっとけよ」


仁の声しゃくねぇ……?

よっくも、起きたら覚えとくしゃくよぉ……?


「そうだなぁ。

 ほっといて飯くうか」


「そうしようぜ」


しゃぁああん!!

気がついてくれしゃくぅぅぅうう!!!


「美鶴寝てると静かでいいなぁ」


「うん。

 僕もそう思う」


しえらぁああああ!!!

許さないしゃくよぉぉおおお!!!

見ておくがいいしゃくっ!!!


     ・

     ・

     ・


起こしたときがお前らの最後しゃくぅぅ。

ずぇぇったいに許さないしゃくからねぇ………。

それにしてもお腹減ったしゃくぅ。

少しでも動かすと首が痛くて動かないしゃくよぉ。

体もしびれて……。


     ・

     ・

     ・


も、もう本当に誰か僕を起こしてくれしゃく。

本当にお願いするしゃくからぁ。

誰か……。

起こしてくれしゃく………。


     ・

     ・

     ・


「起立、礼!

 さようなら!」


しゃぁああああああああああん!!!!

どーして誰も起こしてくれないんしゃくかぁああああああん!!

しゃぁあああああああああああん!!!!


「お、おい美鶴の机がナイアガラの滝なんだが」


「へ?

 波音何いってんの?

 そんなわけ……ほんまや」


しゃあああああああああん、しゃぁああああああああああああん!!!

お腹減ったしゃく、喉渇いたしゃくぅぅううううううううううん!!!

しゃぁああああああん、しゃぁあああああああ!!

もう誰でもいいからっ!!


「み、美鶴?

 大丈夫か……うわっ!!

 泣いてる?」


「しゃ……しゃ……」


波音っ!!

やっぱりお前はいいやつしゃくよぉおおおおおおおん!!!


「大丈夫か?

 寝違いでも起こしたか?

 ふんっ!」


ガギッ。

首の骨がぼきぼきっと行ったしゃくっ!!!


「は、波音っ!! 

 なぁあああにするんしゃくかぁ!?

 ほんっきで痛かったしゃくよぉ!!??!?!?」


「いや寝違いだったんだろ?

 だからぐいっと捻ったんだ、ぐいっと」


そういって波音は両手をぐいっと傾けて見せたしゃく。

冗談じゃないしゃくよぉ。

ほんっとうに痛かったしゃく。


「で、でもありがとうしゃく、波音」


「きめぇ」


しゃく?

な、なんでしゃくか?

お礼をいって何で……。


多分こんなかんじです、美鶴。

どうです?


あなたも美鶴になってみませんか?

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