しゃくでば! アゴとなみおと
あー数学って何でこんなに暇なんだろうな。
つんつん
ん?
なんだ、美鶴か。
アゴでつつくな。
「なんだよ……
アゴでつつくなっつっただろうが」
ばちん!ばちん!
こいつっ!!
知り合ったばっかりの俺にウインクで伝えてきているだと!?
ひょっとしてこいつはギャグでやっているのか!?
と、とりあえず無視しよう。
うん、それがいい、そうしよう。
つんっつんっ
「…………」
つんっ!つんっ!
「……………………」
つんつんつんつんつんつんつん!!!
「こら!そこ二人!何してる!?」
「しゃくっ!?」
「僕ぁ被害者ですっ!!」
怒られた><
○第二幕○
つん TUN つん TUN
「わかったからつつくなよ!
何だよ?」
ばちん!ばちん!
ウインクきめぇ。
「いや、全然わかんねぇから」
「………………」
ムカツク。
なんだよ、その
『何こいつ?んなこともわかんねぇのかよ、ちっ』見たいな顔は。
「ちゃんと言葉で言えよ」
「耳貸すしゃく」
「お前の口臭いからそこで言え」
すると美鶴は俺にずずいっと近づいてきて
「消しゴムしゃく」
一言放った。
「………は?」
「け・し・ゴ・ム・しゃくっ!!」
「そこぉ!!またかぁ!!」
「しゃくっ!?」
「僕は違うんです!
僕は!!」
また怒られた><。
○第三幕○
つつつつつつつつつつつ
イラって来た。
「いい加減やめろよ!消しゴムだろ!?
消しゴム出せばいいんだろ!?ちょっと待ってろ!!」
あの野朗……マジでむかついた。
「ほれ」
「わーいしゃく!
…………ん?」
「何しゃくっ!?
これはっ!?」
「うっせぇー……お前が悪いんだよ」
つつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつうつつつつ
「先生ー!
灼場山君が勉強の邪魔をしまーす」
「しゃくっ!?」
END つづくかもー
お読みいただきありがとうございました。
かっ飛ばしていきましたが大丈夫でしょうか(何が
本編読まなくとも分かるように話は構成してありますが……。
読まれたほうが面白いと思われます(推測です
では、ありがとうございました!