しゃくでば! は?至高はブルマだろJK
ふと疑問に思ふ。
「お前って体操服もってんのか?」
「フッ!
持ってるしゃくよ?」
えっ。
「な、なんだ。
いつものその変な紳士服着てるから持ってないかと思ったぜ。
次は都合よく体育だし」
えっと三時間目……。
うん体育だ。
だりぃなぁおい。
「ちなみにしゃく。
この紳士服は僕のポゥリスィーしゃくっ!!」
「るっさい!!
唾こっちに飛ばすな、カス!」
おぉ、レーザーが頭を正確に射抜いたぞ。
流石だな、シエラ。
「死ぬ……しゃく……」
「人として死んどけ」
・
・
・
ピーン!
「ヤバイ、なんだこの気配は。
波音気をつけて!」
俺の前に右腕を張るシエラ。
なんだ、何があるってんだ?
「シエラ落ち着け。
なんだ、何があるんだ?」
「あ……この方向はグラウンド……。
次の波音達の体育の場所だ」
なん……だと?
「は?
んな所にヤバイ気配のやつが?」
「大丈夫。
あなたは死なないわ。
僕が守るもの」
「それ本物に言われてみたかったわ」
ペチィン!
「いっつっ!」
背中に完璧に跡できたはず……。
赤い跡が……。
・
・
・
「!?
人が倒れてる!?
おい!!大丈夫か!!」
シエラと玄関で別れたのはいいとして
一人になった瞬間とっても不安になってきた。
あーやだなー。
ネメシエルとかあったらそれに乗りたい気分だ。
そう思いながら倒れている男子生徒に駆け寄る。
「おい!
しっかりしろ!!
おいっ!!」
「あ……ああ……」
声かすれてるじゃんよー。
なんなんだよー。
「……すまねぇ……。
俺はもう……ここまでのようだ……」
おう。
「いや、いやあんた初対面ですよね?
同じクラスだとしても」
「くっ……娘に……人目だけでも……。
あ、会いたかっ……た……ガハッ!!」
「いや、あんた高校生だしその歳で子供いたら問題だよ!
ってか何血ぃ吐いてんだよ!!」
持ち前のつっこみ気質が……。
「ヤツは……やべぇ。
に、人間を……超越……してやがっ……ハァハァ……るぜっ!!」
「何?
そんなにやばいの?」
「腕がなるぜぇ……」
うわっシエラいつのまに湧き出てきた。
気がつかなかったぞい。
「愛国者……は……らりるれ……ろ…………」
わけわからん。
特に最後。
最後の言葉を娘にするべきだったんとちゃいまっか。
「とりあえず行けば分かるでしょ!
ほら行くよ!」
「胃が……重い……」
・
・
・
「な……!?
あれは……?」
そうヤバイ気配……。
その中心に美鶴が立っていた。
体操服の姿で。
体操服の姿で。
体操服の姿で!?
「ってその体操服は違うだろぉおぉぉぉぉ!!!」
そう美鶴の体操服は学校のものではない。
美鶴の半袖のシャツには 『1-D 灼場山』 と書かれており
下半身はブルマで 『1-D みつる』 と書かれていた。
「あかん。
もう突っ込みきれん。
シエラ!
なんとかならな……」
振り向いた俺は目を疑った。
俺の脳はおかしくなってしまったというのか。
なんとシエラの頭から湯気とパイプのポッポーという音が出ていた。
そしてそのままの姿勢で……。
「ガガガ………初期化を実行しています……」
バタン。
「Noooooooo!!
シメ役が倒れたぁぁぁ!?
ってか美鶴!!
なんだよ、その変態的コスプレ!!
キモ男の女装を超えてるぞ!!!」
「何しゃく!!
これは僕のポリシーしゃくっ!!
それに見ろしゃくっ!!
こいつらは僕の魅力に耐え切れずに倒れたしゃくッ!!
どぅしぁく?
これが僕の力なんしゃくよぉ?」
ガンジーでも助走つけて蹴りいれるレベル。
きめぇの領域を超えている。
そうだな。
牛乳とオレンジジュース混ぜるだろ?
そしたら玉が出来るんだ。
それなんでか知ってるか?
それは牛乳の蛋白質が……。
「波音聞いてるしゃく?」
牛乳の蛋白質が……。
「波音?
おーいしゃくっ!
ほれほれ、ブルマしゃくよ?」
ぎ、牛乳の……。
「波音も僕の魅力に耐え切れずに倒れるしゃくかぁ?
そのおにゃのこのように?」
ぎ、ぎゅ……。
チッ(舌打ち)
「今回ばかりはもう無理。
俺限界」
「しゃく?」
「行くぞ?
お祈りは終わったか?」
「しゃくっ!!
何するしゃ………」
しゃぁぁああぁぁあああぁぁぁぁ………
「よっわっ!」
俺、五秒でパーフェクト勝利。
続くかもー
お食事中の方がいらっしゃったらごめんなさい。
えぇ、本当に。
ね、気持ち悪いのをお見せしてしまいましたね。
愛国者はらりるれろは某ステルスゲームです。
金属の歯車さんです。
それでは、どうもありがとうございました。